カルメンの国際結婚雑記ブログ

オーストラリアや英語、スペイン語やメキシコの情報を発信しています!

オーストラリアの介護「ノー・リフティング・ポリシー」

こんにちは。カルメンです!今回は、西オーストラリアで再開した日本人の友達と話したことを書こうと思います。介護の仕事をしている友達から聞いた、オーストラリアの「ノー・リフティング・ポリシー」はとても印象に残りました。

 


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           西オーストラリアの七月の冬空

 

オーストラリアの介護「ノー・リフティング・ポリシー」?

娘がアーティスティック・ローラースケートの全国大会に出場するので、西オーストラリアのパースに来ています。午後4:30からオープニング・セレモニーが始まる前、午前中の10:30にトレーニングがあり、それを見に、日本人の友達が来てくれました。

 

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 その後、近くのショッピングセンターで食事をしながらおしゃべり。彼女は10年以上前に、クィーンズランド州の私の家の近くに住んでいて、今は西へ、4,300km離れた西オーストラリア州のパースに住んでいます。

 

4,300kmも離れて住んでいると、普通は会えないですよね。今回、彼女の家から1時間かけて、私たちに会いに、娘さんと息子さんを連れて来てくれました。

 

トレーニングを見ている間と食事の間の、短い時間内でしたけれど、楽しくすごせました。彼女は西オーストラリアで介護関係の仕事をしています。腰痛になったりしないのかと聞いたら、「オーストラリアには、ノー・リフティング・ポリシーがある」から、人を持ち上げることはないのだというのです。だから、腰痛にはなっていないと。

 

「えっ、でも、お風呂に入れてあげたりするときはどうするの?」と聞いたら、機械で持ち上げるというのです。驚きました。日本の介護のお仕事の大変さをこちらのブログ→http://www.kaigosos.com/article/458151811.htmlで読んで知っていましたから。

 

「日本では人が持ち上げてるみたい」と言ったら、「そう、日本は全然ダメ」と言ってらっしゃいました。それは確かに、オーストラリアの人の方が、日本人よりずっと、体重の重い人が多いと思います。でも、オーストラリアでは、「16kg以上は、緊急時以外持ち上げてはいけない」ことになっているんだそうです。

 

日本、先進国のはずですが、遅れている分野もあるのではないでしょうか。そんなことをふと思ったりしました。

 

楽しかった時間はあっという間に過ぎ去って、お友達とその娘さん、息子さんとお別れしました。今度はいつ会えるのでしょうか?

 

オーストラリアの7月は冬です。でも今日は、「秋晴れ」という感じで、気持ちのいい日でした。この記事は、友達と別れて、オープニングセレモニーまでの空き時間にスポーツ・スタジアムの裏庭で書きました。大会に出る長女は、ストレッチをしていました。次女はフルートの練習をしていました。遠くの方で、サッカーをしているのが見えました。

 

 

 


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パースのB&Bでの朝食時のおしゃべり

こんにちは。カルメンです!今回は、パースのB&B(Bed & Breakfast)での朝食の時の、オーナーの台湾人女性とのおしゃべりのことを書いていこうと思います。

 


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パースのB&Bでの朝食時のおしゃべり

 パースで泊まっているB&B(Bed & Breakfast)のオーナーは台湾人の女性です。すごいおしゃべり好きの女性でしゃべり始めたら止まらない・・・

 

ふつうの大きな一軒家で朝食付きの宿を経営しています。64才だそうです。ご主人はイギリス人で73才。ご主人も朝食時に出てきて、いっぱいしゃべってましたね~なんか、この商売、ボケ防止に良さそうだなぁ、なんて思いました。

 

3つの部屋をトイレ、シャワー付きにして、泊まれるようにしてるのですね。部屋には小さな冷蔵庫、電気ポット、トースター、カップやスプーン、コーヒー、紅茶、テレビ、デスクと椅子、ソファー、荷物置き場が、ベッドやベッドサイドテーブルのほかに、所せましと置かれています。

 

毎日、掃除もしてくれて、タオルも交換してくれます。それで、朝食は8時半にダイニングキッチンに行くと、上の写真のようなものを出してくれます。

 

35才の時に、オーストラリア移住の申請を出して、家族がすでにパースに住んでいたので、許可がおりたそうです。それで、パースに住んでいたお母さまが気に入った、イギリス人の男性と結婚したんだとか。

 

23才のすごくハンサムな息子さんがシドニーで仕事しているんだそうです。ガールフレンドはフィリピン系の女性。なぜなら、オーストラリア人の女性はダメだと言ってあったんだと。

 

中国本土の人たちはお金をたくさん持っているけど、教育がそれにともなってなくて、礼儀もなってなくて、全然だめだとのこと。香港の人も料簡が狭くてだめ。台湾人と日本人はいいと。私が日本人で、ずいぶん気に入られた感じです。

 

イギリスにも行ったけれど、ご主人の家族の集まりで、それぞれが皆別々にレストランでお金を払ったことにひどくショックを受けたのだそうです。オーストラリアから行った客人であるはずのじぶんたちまでお金を払ったし、親御さんも自分で払っていたことが信じられなかったと。

 

私の娘が大学の寮にいることを知ると、大学の寮は、中国から大量の中国人が来るおかげで、値段がすごく高くなっているから、そこを出て、だれか友達と一緒に下宿すべきだと。

 

 こういう何気ない会話、というか、一方的に話していたにしても、その中に、オーストラリアの今の状況が垣間見えるかもしれませんね。ご主人は、日本のサッカーが良かったとか、ワールドカップの話しを、ほかのお客さんとひとしきりしてました。

 

追記

ニュースで日本の洪水のことを知りました。亡くなられた方たちもいらして、とても悲しいです。皆さま大丈夫でしょうか。ご家族の皆さまも大丈夫ですか?無事をお祈りしています。

 

 


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パース造幣局やロンドン・コートなど行ってみました!

こんにちは。カルメンです!今回は、西オーストラリアの州都にある、パース造幣局やロンドン・コートなどを訪れたので、写真をシェアしてみようと思います!

 


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パース造幣局やロンドン・コートなど行ってみました!

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セントメリーズ大寺院↑

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パース造幣局内、1トンの純金で造られた世界最大の硬貨が展示されています。↑

50億ドル以上の価値があります。

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パース造幣局内で、1899年創業当時使われていた精錬室で、伝統的な金造りの実演がありました。パース造幣局の設立の目的は、大英帝国やその植民地で使用するための金塊や金貨を、西オーストラリア東部の、金鉱山地帯で発見された金で造ることでした。

 

オーストラリアで現在でも創業する、最古の造幣局です。

 

 

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市庁舎↑

 

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歩行者天国のヘイ・ストリート・モール内にある、ショッピング・アーケード、ロンドン・コート。オーストラリア産の珍しい原石を扱うロック・ショップや、お土産物やさんなど、いろんなお店屋さんがたくさん。

 

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スウェーデンのお料理のお店「Miss Maud」にてランチ。おいしかったです。チキンとチーズとトマトが入ってました。

 

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これがデザート。クリームたっぷり。おなかいっぱい。

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ストリート・パフォーマー。上手。思わず小銭を🎩に。

 

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締めはここ。オールド上海という屋台街。中国、マレーシア、タイ、韓国などの料理が並びます。

 

 

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私が頼んだのはこれ。レッド・タイ・カレー・ヌードル頼んだんだけど、緑っぽいですね。ミントの葉が豪快にのってます。シーフード入り。これも◎。今日はお天気も良くて、パース市内散策、楽しかったです。おやすみなさい!

 

 


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西オーストラリアの州都、パースに来ました!

こんにちは。カルメンです!今回は、オーストラリアのブリスベンから、西オーストラリア州の州都、パースに来たのでその情報を少し書いてみます。飛行機で6時間の旅でした。

 


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西オーストラリアの州都、パースに来ました!

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               ブリスベン夜景↑

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6時間後、パース到着。東端のブリスベンと、オーストラリア南端パースでは、7月現在、2時間の時差があります。オーストラリアは、南半球なので、ただ今冬ですが、パースの気温12℃で、ブリスベンより寒いです~。

 

そして、タクシーで、B&Bに。B&Bというのは、Bed & Breakfastのことで、朝食付き民宿といったものです。夜遅く出迎えてくれたオーナーのおばさん、気さくな台湾人の女性でした!もう30年パースに住んでいるとか、ご主人はイギリス人だとか、息子さんは23才ですごくハンサムだとかしゃべる、しゃべる・・・

 

翌日、朝早く、タクシーに迎えに来てもらって、スポーツスタジアムへ。実は、娘のローラースケート(アーティスティック)の全国大会で来ているのです。オーストラリア、人口が少ないから、頑張れば割と簡単に全国大会まで進めるという・・・そんなこと言ったら、怒られますけどね。みんな一生懸命練習してるんですから。

 

 

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ということで、これが、その全国大会の会場です。バスケットコートが3つあります。ここで、今日、ローラースケートの練習がありました。旗が4枚上にありますよね。一番大きいいのが、オーストラリアの旗です。左端は、アボリジニーの旗、右端は西オーストラリア州の旗で、黒鳥が付いています。その左となりが、トレス海峡諸島民の旗です。

 

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これは、ランチでいただいた、インド料理店のジャガイモ入りカレーです。昨日のタクシー運転手もでしたが、インドからの移民がとても多いので、カレーはどこでも食べられる環境でうれしいです。Hot頼んだらめっちゃ辛かったです、、次回は、中辛にしようと思いました。おいしかったですけど、辛すぎると、おいしいどころじゃなくなってきますよね…

 

B&Bの部屋に戻ってきたら、オーナーのおばさんが、「大丈夫~?」なんて、部屋に入ってきました。でも、ここは確かに、インドでも、台湾でもなく、西オーストラリアのパースです☆

 


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なぜ中学校を2度卒業したのか?(カルメンの秘め事)

こんにちは。カルメンです!今回は、なぜ私が中学校を2度卒業したのか?カルメンの秘め事を公開いたします。もうそろそろ言っちゃってもいいかな、という感じです。

 


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                           中学校を2度卒業した女

 

 


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なぜカルメンは中学校を2度卒業しなければならなかったのか

世界中で、中学校を2度卒業しているのは、私だけではないかと思います。なぜなら、中学校を2度卒業する必要がないからです。

 

日本人学校という名の幽霊学校

私は、メキシコ日本人学校を卒業しました。卒業生は私を含めて3人だけでした。卒業証書とともに、写真も撮ったし、卒業式の写真も残っています。一度は卒業したのですね。

 

卒業後、現地の高校に入学する予定でした。入学試験も合格していて、学校側は受け入れ態勢に入っていました。

 

ところが、メキシコ政府が私がメキシコの高校に入るのを許可してくれなかったのです。なぜかって、メキシコ日本人学校はメキシコ政府に認められていない学校だったからです。

 

メキシコ日本人学校では、文部省から派遣された先生方が教えていました。日本の文部省には認められている学校だったので、当然、日本の高校に進学することはできました。

 

メキシコ日本人学校の卒業生のほとんどは日本に帰国して、日本の高校に入りました。一部の生徒たちは、メキシコにある、アメリカン・スクール、または、イギリス系の高校に進学しました。そういう学校は、日本人学校を認めてくれていたのですね。

 

メキシコの学校に進学しようとしたのは、私が初めてのケースだったのです。メキシコ政府は、日本の中学校なら認めるものの、メキシコにある日本人学校は、正規の学校として認めてくれなかったのです。

 

私は宙ぶらりん状態です。日本人学校の先生たちは、私が中学校を卒業していないことになるようにしてくれました(もう、時効だから、公開しても大丈夫だろうという判断です)。卒業証書も返しました。私は、中学を卒業していないことになったのです。

 

そして、私は親元離れて日本に帰国しました。もう一度、日本で中学校を卒業するために。中学を卒業していないふりをして。1年遅れたのです。

 

1年遅れたという事実が、そのときは、ものすごくはずかしいことのように思いました。今でも、各国の日本人学校というのは、そういった幽霊学校のような感じなのではないでしょうか、と思います。

 

もし、外国に移住して、子どもを現地の学校に入れるつもりであるなら、日本人学校というクッションを入れずに、日本から直接現地の学校に入学させた方がいいと思います。

 

時は流れていきましたが、きっとまだ、同じ状況だと思います。


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まとめ

秘め事として、今まで人に言うことはありませんでしたが、今回、公開してみました。波乱万丈でしたね(そうでもないかw)。

 

追記:10日位、旅行にいくため、記事の更新ができなくなると思います。また、復活しましたら、どうぞよろしくお願いいたします!

タマレスを作ってみました☆メキシコのパーティー料理☆

メキシコのタマレス(Tamales)というお料理を作ってみました。パーティー料理として欠かせないものですね。「リメンバー・ミー」の映画の中にも出てきますよ!

 


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                            タマレス

 

タマレスを作ってみました☆メキシコのパーティー料理☆

タマレスを包むもの

タマレスはとうもろこしの皮をきれいにしたもので包んで蒸します。ディズニーピクサー映画の「リメンバー・ミー」の中に出てくるタマレスもとうもろこしの皮で包んだものです。

 

タマレス・オアハケーニョス(Tamales Oaxaqueños)という種類のものがあって、これは、バナナの木の葉で包まれています。オアハカ(Oaxaca)という、遺跡の多い観光地が発祥の地なのですね。

 

とうもろこしの皮もバナナの木の葉もなければ、アルミホイルで包んでもいいです。メキシコ人には、「これはタマレスではない!」と言われそうですが、アルミホイルに包んで作ってもおいしいです(実証済)。

 

マイスというとうもろこしの種類とその他の材料について

 

マイス(Maíz)というのは、メキシコにとってなくてはならないものです。私たちが食べている、やわらかいトウモロコシとは違う、昔から主食のトルティージャの原材料になっているとうもろこしの種類です。

 

タマレスもこの、マイスの粉を使って作ります。日本では手に入りにくいと思いますので、小麦粉を代用します。小麦粉の場合は、卵を入れた方がうまくいく気がします。

 

それから、メキシコ料理はラードを大量に使います。これも、私はオリーブオイルを替りに使います。

 

味付けには、モレという、甘辛いチョコレートのようなものを使ったり、緑のトマトで作ったサルサ(ソース)を使ったりしています。こういうものも手に入らないので、お好きな味の濃いたれを使用するといいと思います。

 

タマレスには、甘いおやつ用のものもありますが、おかず用には、鶏肉をゆでて、細かく裂いたものを中に入れるのが定番です。

 

マイスの粉やモレが手に入る方用、タマレス4つ分の作り方

マイスの粉とモレが手に入ったので、タマレスを作ってみました!

  • マイスの粉(MASECAなど):3カップ
  • オリーブオイル:150ml
  • 水:225ml

 

  1. 上記の材料をよく練って4等分にします。
  2. 鶏肉の裂いたものと、モレをそれぞれの中に入れます。
  3. トウモロコシの皮(または、なければアルミホイル)に包んで蒸します。

バナナの木の葉を使う場合は、私が作ったときのメモによると、「四角く切って、火にあぶる」と書いてありますね。うちの庭にバナナの木があるのですが、今現在7月は、ここオーストラリアが冬ですので、ばななの木、枯れちゃってます。再現できなくてごめんなさい、、

 

それで、メキシコのレシピの本によると、バナナの葉(複数)を巻いて縛る、と書いてありますねー。それで20分間、緑色じゃなくなるまでゆでる、と書いてあります。それから水をよくきって、巻いてあるのをほどいて、布でよく拭くそうです。そして四角く切るとのこと。

 

ちょっと、めんどくさいですねー。まあいいや、カルメン式と本格的やり方と、両方試してみてください!

 

マイスやモレがなくたってタマレスは作れる!

以下、私が以前作ったタマレスのメモによります。分量、書いてありませんでしたので、適当に作ってみてください!

 

バナナの葉っぱを四角く切って火であぶる。

 

Maízの粉がないから、小麦粉、オリーブオイル、卵、鶏のスープ、塩を入れた。

 

鶏のスープの替りに、豆乳を入れたのも作った。

 

タマレス①:鶏の裂いたの、チーズ、玉ねぎのゆでたの、Korma※

 

タマレス②:鶏の裂いたの、チーズ、Thai Green Curry

 

※Kormaというのは、コルマカレーのことです。

 

まとめ

随分、いい加減なレシピで申し訳ありませんが、おいしければそれでいいので、お好きなものでタマレス、作ってみてください。蒸す時間ですが、料理の本には、1時間と書いてあるんですよね。量が多いからでしょうか。私は50分蒸しておいしかったですが、そんなに時間かけなくても良かったのかな。

 

 

 

 

 


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ミイラを見たかったら、メキシコ・シティーにもありますよって話

こんにちは。カルメンです!今回は、ミイラを見たかったらメキシコ・シティーにもありますよって話です。前回のグアナフアトのミイラ記事に続いて第二弾です!

 


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ミイラはメキシコ・シティーのサン・アンヘル地区にも

カルメン博物館

前回の記事で取り上げた、100体以上のミイラは圧巻ですが、グアナフアトまで旅しなければ見れません。でも、ミイラ、メキシコ・シティーにもあるんですねー。サン・アンヘル(San Angel)地区に。

 

歴史的なコヨアカン地区に隣接したサン・アンヘル地区もまた、17世紀に建てられたカルメリータ修道院とともに発展したコロニアル調の趣のある、石畳の街です。

 

今、その修道院カルメン博物館(Museo de El Carmen)として、当時の修道尼たちの生活などを伝える役目を果たしています。

 

カルメン博物館では、建築の美しさや数々の絵画を鑑賞できる他、教会堂地下室に安置されている、12体のミイラも見ることができるようになっています。

 

カルメンカルメン博物館に!!

そうなんですね。私は、このカルメン博物館に行ったことがあります。今の旦那さんと付き合っていたとき、デートで行ったのです。すごいデートスポットですね!ミイラがいる部屋に、怖くて入れませんでした。ちょっと覗いただけです。

 

ここのミイラは修道尼のような装束を着ているんですね。しかも、グアナフアトのミイラのように、無造作に壁に立てかけられているのではなく、ちゃんと一体ずつ、立派な木の箱に入って、その棺のような箱が壁に立てに置かれているのです。この箱、300年以上前のものだそうです。

 

ふたの部分がガラスになっていて、中が見えるのです。木の箱は、ビロードで裏打ちされているようです。部屋の入り口から覗くと、両側にミイラの入った大きな木の箱が置かれています。部屋の真ん中に行こうものなら、ミイラたち全員から見られる感じですね。怖かったです。

 

どうやってミイラがみつかったのか

1916年、メキシコ革命の頃、革命軍を助けていた、エミリアーノ・ザパタを首領とするゲリラたちが、修道院の地下に隠されているだろう金塊を求めて押し入ったのですね。そうしたら、金塊はみつからずに、ミイラを見つけたという…。

 

最初、修道女たちのミイラだと思ったらしいのですが、その後、教会の後援者たちのミイラだということが判明したそうです。それだったら余計、まだ床下とかに、金塊が隠されているんじゃないかと思ってしまいますが。

 

人々のうわさ

たくさんの人たちが、ミイラの彼女たちが夜明けごろ、石畳の上を歩いているのを目撃しています。また、見張りの人たちは、夜、彼女たちが歌を歌っているのが聴こえると証言しているそうです。

 

絶対、金塊がまだ隠されたままだと思いますねー。

 

まとめ

コヨアカン地区、サン・アンヘル地区は古いところで、幽霊のうわさをよく耳にしました。昔はよく教会の下とかに、金塊を埋めて隠したりしていたんですよね。この後援者たちのミイラがいる教会堂地下室のさらに下を掘れば、ザックザック出てくるんじゃないですかねー。

www.museodeelcarmen.org

 

 

 

 


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