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リメンバー・ミーの映画の中のメキシコの死者の世界


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こんにちは。カルメンです!今回は、リメンバー・ミーの映画の中のメキシコの死者の世界を見て思ったことを書いていこうと思います。

 

 
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                メキシコの死者の日を祝うお祭り

 

リメンバー・ミーの映画の中のメキシコの死者の世界

 

リメンバー・ミーの映画

リメンバー・ミーの映画、もう見られましたか?ディズニーピクサー映画です。もしまだだったら、是非見てください。とても面白いです。大人が見ても、じゅうぶん楽しめます。

 

メキシコの死者の世界観がよく表現されていると思います。この映画のテーマはあれですね。「人は二度死ぬ」というアレです。一度目は、物理的に息を引き取って死ぬとき、二度目は、この世でその人のことが思い出されることのなくなってしまうときですね。それが本当の「死」、最後の「死」となるわけです。

 

メキシコの死者の世界

メキシコの死者の世界は、この映画に見られるように、とてもユーモラスです。日本が抱く死者の世界観より、ずっと茶目っ気たっぷりなのですね。

 

メキシコでは、死者の日が近づくと、頭蓋骨の砂糖菓子なんかも、そこいら中で売り出されます。そのお砂糖でできた頭蓋骨の額の部分にあなたの名前を付けられて、プレゼントされたりするわけです。そんなのいらないですか?

 

でも、日本と似ているなぁ、と思えることも多々あります。日本でも、お盆には、祖先のお墓などにお供え物をする習慣がありますよね。その時期になると、お墓参りしたりします。お盆になると、祖先の霊が私たちのところに来てくれると信じられています。

 

メキシコもそうですね。死者の日には、ご先祖様たちが来てくれるから、テキーラとか、砂糖菓子とか、生前好きだった食べ物をお供えします。

 

リメンバー・ミーの映画の中にも出てきますが、死者の世界へ行くのに、橋を渡っていますよね。日本にも、「三途の川」というのがあります。ね。似てますよね。

 

リメンバー・ミーの中のメイン・キャラクター・ミゲル(Miguel)が、かつての有名な歌手・エルネスト(Ernesto)のお墓の中に忍び込んで、そこにあるギターを拝借しようとするシーンがあります。

 

あのお墓のタイプは、日本になじみがないと思います。建物になっていて、窓から侵入しているのですね。もちろん、これは、お金持ちのお墓です。普通の人のお墓は、当然、こんな建物になっていません。でも、お金持ちのお墓は、こんな風に、建物になってましたねー。

 

有名歌手エルネストの墓は、一部屋だけで、そこに棺がありました。でも、もっと金持ちになると、入った部屋には棺はなくて、地下に行く階段が付いていて、地下室に棺が置かれているのですね。もちろん、「~家の墓」のようになっていますから、地下室にはいくつもの棺が置かれているのです。怖いですかね。

 

もちろん、建物ですから、玄関があります。窓も付いていたりします。そういう、ちいさな家みたいな立派なお墓が、墓場の入り口に近い辺にはたくさんありました。お金持ちは限りなくお金持ちなメキシコです。

 

さて、だいぶ、死者の世界から話がそれて、現実の世界の話になってしまいましたが、メキシコの死者の世界観って、映画の中のように、現実世界と変わらない、笑える世界です。呑兵衛は、死者の世界でも呑兵衛だし、歌好きは、死者の世界でも歌好き。

 

そんなメキシコの死者の世界を垣間見れるので、よかったら「リメンバー・ミー」、見てみてください!

 

まとめ

リメンバー・ミーの映画を見て、メキシコの死者の日の頃のことをなつかしく思い出したのと同時に、ご先祖様は、大切にしなければいけないなぁ、としんみり、思いました。映画の最後の方で、ミゲルがひーおばあさんに、必死になってひーひーおじいさんのことを思い出させようとするところは、泣けます、まじ。

 

 

 


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