こんにちは。カルメンです!今回は、「オーストラリアに蛇はいますか?」というタイトルで、驚愕の映像をお届けします。もちろんいますけれど、問題はどこにいるかって話しですよね。8月末のニュースになってしまって、ちょっと遅くなってしまいましたが、よかったらご覧ください。
オーストラリアの蛇はどこにいる可能性があるか(驚愕の映像)
こちらに、驚愕の映像を載せておきます。ご覧ください。
81歳のおばあさんが、2匹のパイソンを取り除いているところです。すごいですねー。こんなおばあちゃんになれたら、と思います(なれる筈ありませんが)。
こういう大きなBBQ設備が裏庭にあるのは、ごく普通の光景です。特に私の住む、クィーンズランド州では。8月はまだ、暦の上ではこの時、冬でしたが、ブリスベン辺りでは、夏だけでなく、1年中皆さん、庭でBBQをやっていらっしゃいます。
でも、しばらく、使ってなかったのでしょうね。蛇も、火が付いていないBBQ設備の中は、越冬するのに最適の場所だったことと思います。
ばーちゃんにみつかっちゃって残念だったけど、串焼きにされるより良かったよね?毒はないのだから、多分、その辺の雑木林にぽいっとされるのかな。今はもう9月、春です!ぽいっとされても大丈夫よ、きっと。これからどんどん暖かくなっていくのだから。
オーストラリアに移住して私たちが初めて遭遇した蛇
私たちがオーストラリアに移住してまだ間もない頃、子どももいなかった頃の話ですが、夜、旦那さんと車で出かけました。多分、外食でもしようと思ったのでしょうね。私たちが住む住宅地の中の車道を、大きな蛇(パイソン)が横切っていたのです。
いやー、びっくりしましたねー。広々とした両側通行の道で、道の端から端まである位の長さだったと思います。閑散とした住宅地で、他の車も通らなかったし、人も歩いていませんでした(オーストラリア、あるある)。
その時は、夏だったんですね。夏になるとこんなに大きくなるのかな?という感じ。
この蛇、日本では、ニシキヘビと呼ばれるのかな。蛇の知識なんて、夫婦そろって全然ないですし。その蛇が、道を渡った先には、一軒家が。いわゆるクィーンズランダーと呼ばれる高床式のクィーンズランド州特有の家でした。
そのクィーンズランダーの家から、なんと、子どもが出てきたんです。小学生位の。旦那さんがあわてて、子どもに蛇がいることを伝えにいきました。その子ども、すごい早さできびすを返すと、お母様に言いにいったのでしょうね。
すぐにお母様が、長い魔女が持つようなほうきを持って出てきました。私は、車の中で待機していたのですが、うちの旦那さんと二言三言交わしたかと思うと、なんと、そのお母様、彼にほうきを手渡しました。
多分、家に男の人がいなかったのでしょう。うちの旦那さんに「退治してちょーだい」みたいな感じだったらしいです。彼はほうきを持って、呆然と立ち尽くす…
さて、このブログ、「カルメンの国際結婚雑記ブログ」と銘打ってありながら、あまり、旦那さんが登場しなくて、影の薄い存在になってそうなので、説明を入れさせていただきます。
うちの旦那さんは、メキシコ人です。メキシコ・シティー生まれのメキシコ・シティー育ち。メキシコ・シティーは東京と肩を並べる大都会です。普通は動物なんて、ほとんどいません。スウィッチ・ボードの中に、さそり位はいる可能性がありますが。
小さな蛇すら見たことがない、シティー・ボーイのうちの旦那さんが、どうやってオーストラリアの大蛇を退治しろってか?月夜の晩、ほうきを持ったまま動けない、かわいそうなうちの旦那さん。
私は、車を運転して自宅に戻り、隣人に助けを求めました。隣人は、家族で庭で、BBQを始めようとしていたところで、すごい迷惑だったんですけど。それでも、裸足のまま、私の車に乗って、来てくれました。
隣人が言うには、「毒はないからほっといて大丈夫」と。「そんなに驚くなんて、この家の人はクィーンズランダー(クィーンズランド州出身者)じゃないな」と。結局隣人は何もせず、うちの旦那さんも多分、「大丈夫だそうです」とかなんとか言って、ほうきを返して、その場を立ち去ったんだと思います。
一応、蛇を捕まえるビジネスをやっている人がいるから、そこに電話するという手もあるのですが、一度、夜中、うちの庭に蛇がいて電話したら、「それは、Tree Snake」だから大丈夫です、と、けんもほろろの対応だったことがあります。
オーストラリアの、都会ではなく、ちょっと田舎に来る予定の方は、蛇、いますので、ご用心ください。
まとめ
オーストラリアに蛇はいますか?います。驚愕の映像、ご覧になりましたか?尻込みしている大の男を尻目に、81歳のおばーちゃん、かっこいいですよね。あぁ、こんなばーちゃんに、私もなりたい…(また言ってる…)