カルメンの国際結婚雑記ブログ

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国際結婚して子どもが生まれた場合、子どもの母国語は?


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こんにちは。カルメンです!今回は、国際結婚して子どもが生まれた場合、子どもの母国語はどうなるか?ということに焦点を当てて記事を書いてみたいと思います。国際結婚雑記ブログらしい記事かも(^^)

 


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国際結婚して子どもが生まれた場合、子どもの母国語は?

国際結婚して子どもが生まれた場合、その子どもの母国語は何であろうかと考える人は少ないかもしれません。普通、日本人が日本人と結婚して日本で暮らす場合、子どもができて、「この子の母国語は何になるのだろうか?」なんて、誰も考えないからです。

 

日本人が日本人と結婚して日本で暮らしていたら、母国語は日本語なのは当たり前のことです。では、私のケースを考えてみてください。私は日本人で旦那さんはメキシコ人でオーストラリアに移住して、オーストラリアで子どもを産みました。

 

子どもの母国語は何だと思いますか?子どもの母国語は何であるべきだと思いますか?日本語?スペイン語?英語?母国語って何でしょう?その子どもの国籍の言葉?じゃあ、二重国籍の場合は?三重国籍の場合は?

 

※私の言う母国語についてーーーーーーーーーーーーーー

私は言語学者ではありませんので、ここで「母語」や「母国語」、「第一言語」などの違いを述べていくつもりはありません。この記事を読んでくださる対象の方は日本人であることを想定しております(そうしないと、話しが複雑になりますので)。

 

何卒、ご了承いただければと思います。

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基本となる言葉

子どもが頭の中で考える言葉、一番基本となる言葉をここでは母国語と呼ばせてください。母国語が何になるかは、親の思惑によってかなり左右されます(思い通りになるかはまた別の問題ですが)。

 

国際結婚をして、子どもができた場合、子どもの母国語のことを考えることなく、日本語の教育に専念する場合が多々あると思います。

 

日本に住んでいる場合はそれでいいと思います。逆に、母親が日本人でないときは、日本人である父親がより配慮をして、日本の保育園なり幼稚園に子どもが適応しやすいように日本語を教えてあげるといいと思います。

 

海外に住む国際結婚家庭の場合、特に母親が日本人のとき、往々にして日本語教育に一生懸命になりすぎていることがあります。気持ちはわかります。日本語がわかるようになってほしいですよね。バイリンガルにさせたいですよね。

 

今は幼少期から海外でも日本の通信教育を受けられますよね。日本のテレビ番組ばかり見せることも可能ですよね。赤ちゃんのときから、毎月日本の絵本を取り寄せて読み聞かせすることもできますよね。

 

自分が受けた文化を子どもにも与えてあげたいですよね。それは、海外に住んでいながら、自分にとっても心地よい経験でもありますよね。日本のものは何でもいいですよね。住んでいる国より日本の方がずっと何もかもいいですか?

 

日本にお子さんを連れて帰る予定ならそれでいいのですが。今住んでいる国にずっと住む予定ですか?それなら、お子さんはどこの国の生活に適応できなければならないですか?お子さんの母国語は何語であるべきでしょうか?考えたことがありますか?

 

子どもさんが、これから飛び込んでいく環境に適応できるように用意をされていますか?海外の幼稚園や学校に入れるなら、そこで子どもが戸惑うことなく順応できるように、日本人のお母さんであってもできるだけのことをしてあげていますか?

 

私の母国語は日本語なので、子どもとは日本語で話していましたが、子どもの母国語は日本語ではなく英語であるべき、という意識のもと、自分なりに子どもが英語環境に1人で入ったときにショックを受けないよう、努力はしていました。

 

それでもいろいろ大変なことがありました↓

子どもを現地校に入れたら簡単に言葉ができるようになるか? - カルメンの国際結婚雑記ブログ

 

 

娘が順応するのに3年はかかったのではないかと思います。結果的にちゃんと適応できたので良かったですが、言葉を甘くみると、子どもが新しい言語を理解するのに時間がかかりすぎて、自信がなくなったり、勉強についていけなくなったりすることもあると思います。

 

言葉というのは、生きていくための重要な術です。お子さんがうまくこの世の波に乗っていけるように、手助けしてあげてください。

 

国際結婚して子どもが生まれた場合、子どもの母国語は?・まとめ

子どもの母国語、ここでは「基本となる言葉」という意味ですが、それはその子どもがこれから生活していく上で一番必要不可欠となる言葉であるべきです。

 

ですから、それが日本語でない場合は、母国語となるべき言葉を優先的に考えて、そのうえで、日本語教育をしてあげるといいと思います。

 

一番大切なのは、日本語ではなくて、子どもの笑顔ですよね?日本語が第二言語になっても、そんなに悪くないですよ?うちの場合がそうです(^^)