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国際結婚して海外に移住しようと思う時、気を付けておくべきことまとめ(6選)


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こんにちは。カルメンです!今回は、国際結婚をこれからしようとしていて、海外に移住しようと思う時、気を付けておくべきことをまとめてみました。メキシコ人と国際結婚して、メキシコにも住んでいて、現在はオーストラリア在住の私が、自分の経験を踏まえて書いてみました。

 


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国際結婚して海外に移住しようと思う時、気を付けておくべきこと

結婚を決意するときって、いろんなことを考慮しますよね。しかもそれが「国際結婚」だったら、さらに多くの要素を考えに入れないといけないと思います。その上、日本に住むのではなく、結婚を機に、海外へ移住しようと思う時は、もっと気を付けておくべきことがあります。

 

今回は、国際結婚を考えていて、さらに、海外に移住しとうと思っている人に的を絞って、気を付けておくべきことをまとめてみます。

 

 

1.貧乏になるかもしれない(日本に帰れなくなるかも)


国際結婚して海外に移住すれば、必ず貧乏になるというわけではありません。でも、行く国によっては平均収入が日本と比べて格段落ちる場合があります。移住しようとしている国の平均収入はどの位でしょうか?月5万円ですか?それとも月3万円?

 

平均収入が低い国に移住してしまうと、その国で生活はできても、日本に一時帰国するなど夢のまた夢になってしまうことがあります。

 

日本にいる間に、あなたがその国で働く場合、日本人を募集している求人情報をインターネットで探してください。大抵の場合、現地の相場でお給料が設定されていると思います。「え、フルタイムで働いてこんなに少ないの?」と思ったら、そうです。それが相場です。覚悟はできていますか?

 

また、オーストラリアのような、お給料が高い国なら大丈夫だろうと思うかもしれません。でも、オーストラリアのように、大学の費用を政府から全額借り入れることができるシステムになっている国の人は、若い人でも何百万円単位で借金を背負っているのが普通であったりします。


その場合、当然お給料からその分、差し引かれることになりますし、お給料の高い国は物価も高いです。家賃も高いです。余裕のある生活を送れるとは限りません。

 

 

2. トイレ、洗濯機の問題

 

住む場所によっては、まだトイレが水洗でない場合があります。水洗トイレであったとしても「詰まるからトイレットペーパーを中に捨ててはいけない」場合もあります。横にバケツかなにかが置いてあって、そこに捨てるよう要求されるのです。

 

どんなにご主人への愛があっても、知らなかった場合はかなりショックを受けそうな気がします。トイレって1日何回も使うものですからね。トイレに行く度に「日本の方がいい」と思ってしまうのは、ホームシックになる原因としてあなどれないと思います。

 

電子レンジやエアコンがないのはまだがまんできるとして、洗濯機がないというのも応えると思います。洗濯機がない時代に建てられたアパートに住む場合、洗濯機を置く場所もなかったりします。メキシコでそんな古い時代のアパートに住んだことがあります。

 

屋上に洗濯する場所がずらっと並んでいました。ぎざぎざの洗濯板も備え付けられていて、よく、イタリアの古い映画なんかにありますよね、ご婦人方がおしゃべりしながら手で洗濯しているなんてシーン。

 

洗濯物干しはアパートの部屋毎に、屋上に金網で天井まで囲まれた場所が確保されていて(洗濯物を盗まれないようにです)、そこに干します。

 

こういう状況になってくると、涙が止まらなくなるのも理解できます。でも、解決策としては、人件費が安いでしょうから、洗濯はお手伝いさんにやらすのですね。それで、洗濯の件は解決したとして、トイレの問題はまだ残ります。

 

どんなに遠い国でお金がかかるといっても、結婚してから初めてその国に行くのではなく、一度、ご主人になる人の国に住むのなら、その国へ行ってみて、状況をご自分で確かめてみた方がいいです。

 

ご主人になる方が、奨学金を得て日本に来ていたなどの場合でも、その国に行ってみたら、家族の経済状況が中流以下であることもあります。

 

あまりにも日本の生活との間にギャップがある場合、ご自分がそれを乗り越えていこうと思えるかどうか、考えてみる必要はあると思います。

 

 

3.日本の銀行口座はそのまま置いておく

 

海外に移住してから、インターネットを通じて仕事をする場合、日本の会社からお金を振り込んでもらえるようにするには日本の銀行口座が必要です。日本の銀行口座は一つは置いておいてください。

 

そして、海外で使えるVISAかMasterのクレジットカードも取得しておくといいと思います。クレジットカードの支払いをその銀行口座から引き落としされるようにしておけば、もし、インターネットを通じて日本の仕事ができるようになったときに道が開けます。

 

日本の銀行口座にお金が振り込まれる状況でない間は、当然クレジットカードを使うべきではありませんが、準備をしてあれば、海外にいながら日本のお仕事を受けるという可能性も出てきます。

 

 

4. 日本へ帰る旅費位は持っておく

 

いざという時のために、日本へ帰る旅費位は常に持っておくようにしてください。

 

 

5. 外国の言葉や文化を意欲的に学ぶ心構えでいる

 

外国の言葉や文化を意欲的に学ぶ心構えでいることはとても大切なことです。日本にいるときから学び始めて、移住してからも常に学び続けるつもりでいてください。長い道のりだと思いますが、コツコツと努力していくことで、きっと状況は良くなっていきます。

 

 

6. その国や、その国の人たちのいいところをみつけるようにする

 

海外に移住すると、いつも日本と比較するようになります。そして、いつも日本の方がいいと思うようになります。その国やその国の人たちの悪いところばかり目につくようになります。

 

そんな自分に気付いたら、意識的に、その国やその国の人たちのいいところをみつけるように努力してください。

 

その国の人たちだって(ご主人も含まれるかもしれません)、あなたが好意的に思っていればあなたに対して好感を持ってくれますし、その反対だったらあなたはなじめないはずです。

 

日本で生まれて、日本で育ったのなら、日本が好きなのは当たり前ですよね。でもその国で生まれ育った人もその国が好きなんだと思いますよ。その国のことを悪く言われたら、その国の人たちはどうすればいいのですか?

 

どうか、ご主人となる方を愛するように、ご主人の家族や住む国のことも好きになれるよう、できるだけの努力はする覚悟でいてください。簡単ではないかもしれません。でも、好きになれると、何もかもがうまくいきだしますから。

 

国際結婚して海外に移住しようと思う時、気を付けておくべきこと・まとめ

貧乏になるかもしれない、日本に帰ってこれない可能性もあるかもしれないので、あらかじめ、よく調べておいてください。「こんなはずじゃなかった」とならないように。

 

日本と比べてあまりにも文化的な格差が大きいと、耐えられなくなることもあるので、国際結婚する前に、住む予定の国に行ってみることはとても重要だと思います。

 

日本の銀行口座は置いておいて、海外で使えるクレジットカードも取得して、いざという時のために備えておいてください。

 

日本に帰る旅費位は常時持っているようにした方がいいです。

 

海外に住むのなら、外国の言葉や文化は積極的に学ぶようにしてください。そして、いつも日本と比較するのではなくて、その国や人のいいところに目を向けるようにすれば、きっと居心地が良くなってくると思います。

 

がんばってくださいね(^^)大変だけど。