こんにちは。カルメンです!今回はブリスベンで絶滅危惧種のタスマニアン・デビルを見てきた時の動画をお見せしたり、タスマニアン・デビルについて簡単に説明させていただきたいと思います。タスマニアン・タイガーのように絶滅しませんようにという願いを込めて。
ブリスベンで絶滅危惧種のタスマニアン・デビル、見れます!
上の写真、怖いですか?ちっとも怖くないそうですよ。タスマニアン・デビルって怖そうな名前が付いちゃってますけど、人間に襲ってくることはないそうです。ただ、鋭い歯を持っていますから、噛まれたら痛いでしょうけれど。
タスマニアン・デビル、昔はオーストラリア本土にも生息していたのがわかっています。でも、ヨーロッパ人が上陸するよりずっと前に本土にいるタスマニアン・デビルは絶滅してしまったそうです。ディンゴが増えたことによると言われています。
現在では、野生のタスマニアン・デビルはタスマニア島だけに生息しています。
ブリスベンでタスマニアン・デビルが見れる
ブリスベンでも、ローン・パイン・コアラ・サンクチュアリに行けば絶滅危惧種のタスマニアン・デビルを見ることができます。
↓こちらがローン・パイン・コアラ・サンクチュアリにいたタスマニアン・デビル2匹の動画です。(31秒)
絶滅危惧種のタスマニアン・デビルについて
タスマニアン・デビルは絶滅危惧種で保護対象種になっている有袋類の哺乳類動物です。同じくタスマニアに生息していたタスマニアン・タイガーという動物は今から80年以上前に絶滅してしまいました。
タスマニアン・デビルは肩までの高さが30cmほどで、体重は14kg位です。夜行性の肉食動物です。小型のカンガルーであるワラビーや、ポッサム、ウォンバットや小さい哺乳類、鳥、爬虫類、両生類、昆虫など何でも食べます。
羊や牛のしかばねも食べます。ヨーロッパ人がオーストラリアに入植してから家畜の被害があるということで、タスマニアン・デビルに賞金が付けられるようになり、1830年以降狩猟により生息数が激減します。
1941年からタスマニアン・デビルは法的に保護されることになり数は増え始めますが、顔面腫瘍性疾患という病気によりまた生息数が減っていき、今現在絶滅危惧種に指定されています。
ブリスベンで絶滅危惧種のタスマニアン・デビル見れます!まとめ
絶滅してしまったものはもう戻らないですから悲しいですよね。動画を見てもらってもおわかりのように、かわいらしい動物ですよね、タスマニアン・デビルって。泳ぐこともできるそうです。病気を根絶して、なんとか生き延びていってほしいと思います。