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ブラジルのバイア地方の軽便鉄道の話・終点には何があったか


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こんにちは。カルメンです!今回は、ブラジルのバイア地方の軽便鉄道の話です。カルメンの父・明のノートからです。もちろん、父の許可はもらってます。  (^^)


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ブラジルのバイア地方の軽便鉄道の話

バイア地方に行くと広すぎて土地に高低差がありすぎ、森林が多い。ブラジル全体が似たようであるが、バイア地方であった面白い事を話します。

 

海岸地帯の一面の森林地帯に、木材輸送用の軽便鉄道が走っています。トロッコに近い車体ですが人を乗せる鉄道もあります。その鉄道に乗ってバイアの高地に行ってみることにして乗ったのですが、トコトコ走る感じのゆっくりした旅となりました。

 

ところが奥地に入り上りになると、皆降りろと言うのです。

 

機関車はマキを焚いているので力が不足しているので乗客はしばらく坂道を歩いてもらう事になりましたが、さらに丘の近くで坂が急になると、乗客が車体を押すように言われ、しばらく皆で車体を押して、やっと丘の上に来てまた皆乗ることができました。

 

その後、丘の上をしばらく走ると途中で止まったので何かと思ったら、がけ地に家があり、一応駅でありました。プラットホームはない。

 

その田舎の駅を出て片側〇〇と下りのがけ地の森林を走ってやっと終点に着きました。別に駅舎はない。広場の中央です。

 

降りて歩くと、なんとそこには桜並木の道です。だから日本人がその田舎町にいることがわかりました。

 

その田舎町には感謝しました。まさにアンデルセンの童話に出てきそうな中世のヨーロッパの町並みで、平屋しかない町です。

 

角の店に入ってみると、チョコレートの店で、そこの町はチョコレートが特産だと言ってました。

 

更に、店員の娘はヨーロッパ人の娘で、ブラジルでなく、ヨーロッパに行ったような気分で、町全体が昔のヨーロッパそのままの感じで、アルプスの少女というマンガの世界にいる様な感じでした。

 

町に2階の建物が全くない、平屋の集合体です。

 

日本人は町のはずれにいるとの事で、訪ねたところ、そこは養老院で、日本人の老人ばかりがひっそりと生活していました。

 

カトリックの尼僧が世話をしていました。庭には日本から持参した桜や柳が生え、老人がひっそりと生きていました。キリスト教の偉大さに頭が下がる思いでした。

 

ブラジルのバイア地方の軽便鉄道の話・終点には何があったか・まとめ

 ブラジルにはたくさんの日本人が入植しています。南半球の日本から遠い遠いブラジルの奥地で、忘れられたかのようにひっそりと生きていた日本人を父は目にしています。

 

父が80代になってから書いたもので、できるだけ手を加えずに、そのままの表現で書き写してみました。

 

その父は今、病院に入院して、がんと闘っています。〇〇となっているところは、読めなかった部分です。父の状態が良さそうな時に、聞いてみれたら聞いてみます。

 

ストアカ
 
 

Encinas Yayoi

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