こんにちは、カルメンです!今回は、ブラジルの工業力について、カルメンの父・明のノートから書き写してみます。国土が広すぎて航空機じゃないとどうしようもないようなブラジルの一面です。
ブラジルの工業力・国土が広すぎて航空機じゃないと…
ブラジルの工業は、その精度が一流であることに特徴がある。まず国内は国土の広さから、航空機の便が網の目のように張り巡らされていて、その国内使用の旅客機がすべてブラジル製であり、事故はない。
その航空機の利用法はバスと同じで、バスに乗るときに自動切符売り場で切符を購入して乗るのと同じく、自動切符売り機から切符を買って、入ってきた航空機にバスと同じように乗り、時間が来ると飛行機は出ていく。
切符はカウンターでチェックして購入するのではなく、バスと同じ方式で乗り、席は空いているところに座る。まるでバス並みで、次々に航空機の発着がある。
イタイプーの水力発電の超大型タービンもブラジル製である。タービン羽根は作るのが難しく、それが大型化するとさらにタービン羽根のカーブの精度が必要となるが、全部自前である。
販売している工作機械の精度は見るからにすばらしい。今やいろいろの国に戦車も販売している。
自動車はアルコールで走っている。最近油田が見つかったが、石油がないのでアルコールを砂糖キビから作り、車はすべてアルコールを燃料とするので空気のコンタミネーションがない。
ブラジルの空港を出た途端、空気の臭いの違いに気付く人も多いと思う。ただ、アルコールはガソリンよりも燃焼温度が高いために車のエンジンの耐久性は少し短くなる問題はある。
冬はアルコールだと点火しにくくなり、一部ガソリンを使用するようにしてある。
ブラジルの工業力・国土が広すぎて航空機じゃないと…まとめ
私もブラジルに行ったとき、空港の外に出た途端、空気の臭いが違うことに驚いたのを覚えています。ブラジルって日本からめっちゃ遠いし、私が以前住んでいたメキシコからもすっごく遠かったです。メキシコは北半球ですしね。ブラジルは南半球。遠い国のお話でした。
カルメンの父・明がブラジルに住んでいたのは実はもう、20年以上前のことなのです。だから、情報が今と違うことがあるかもしれません。でも、案外、いまだに変わってなかったりするかもしれませんね。
私も昔、リオ・デ・ジャネイロからアマゾンのマナウスまで、各駅停車みたいな航空機に乗らされたことがあって、10駅位停まって目的地に着いたことがあります。いまだにあの各駅停車航空便もあるんじゃないかな~なんて、想像いたします。