こんにちは、カルメンです!今回は道東は弟子屈町(てしかがちょう)、川湯温泉で日帰り入浴したのでそのことについて書いてみようと思います。
道東の川湯温泉で日帰り入浴しました(きたふくろう)
今回日帰り入浴したのは、道東の弟子屈町にある川湯温泉の「名湯の森ホテル・きたふくろう」というホテルでした。日帰り入浴できる時間帯が午後2時から6時、私が行ったのは午後2時を少し過ぎた普通の木曜日で、誰もいなくて貸し切りみたいですごく良かったです。
入浴料金は大人800円で、貸しタオル代が200円でした。ロッカーはなくて、貴重品はフロントに預けました。
大浴場にはジャグジー風呂もありました。硫黄の匂いが少ししました。露天風呂の目の前は北の原生林です。これ、御泊り客で夜、露天風呂に入ったら、運が良ければ本当にふくろうが見れるかもな、って思いました。
源泉100%かけ流しの湯です。日本でも有数の強酸性泉で、各種の疾病に効能があります。
効能:リウマチ性疾患、慢性皮膚病、動脈硬化症、神経痛、神経炎、高血圧症、婦人病、糖尿病、便秘、胃弱
いいお湯でした。
「きたふくろう」で川湯温泉について学んだこと
数万年前から一万年前は、川湯温泉のあたりは湖の底だったんだそうです。約五千年から千年前に硫黄山などが次々と爆発し、摩周岳も噴火して火山灰が積もってほぼ今現在の地形になりました。
約600年から100年前、硫黄山の一部が最後に爆発しました。土壌が強い酸性なので、植物が育ちにくく、アカエゾマツだけが原生林として残っています。
エゾ鹿も針葉樹は好みではないらしく、新芽を食べたりしないのもアカエゾマツが生き残れる理由なのかもしれませんね。
それで、硫黄山の噴気現象により地下水が熱せられて自然に湧き出てお湯が川となって流れ出るようになりました。
明治九年に硫黄の採掘が始まるとともに、温泉として利用され始めました。
川湯では、深さ2mから30mの浅い層から最高65度の温泉が自然に湧き出しています。
川湯はお花畑の下のきわめて浅い、層状構造をした地層中を流れて湯の川沿いに温泉が湧き出すという現象が見られ、その下の層では普通の地下水となっているという、世界でもめずらしい温泉です。
屈斜路湖畔に住んでいたアイヌの人たちも、この温泉を、病気やケガを治すために使っていたということです。
道東の川湯温泉で日帰り入浴しました・まとめ
日本にはすばらしい自然があります。すばらしいところがあります。すばらしい温泉があります。弟子屈町、人口がどんどん減って過疎化していますが、摩周湖もあります、屈斜路湖もあります、硫黄山もあります。
川湯温泉もあります。今回、名湯の森ホテル・きたふくろうに日帰り入浴してみました。ほっこりリラックスできてとても良かったです。道東に行かれることがありましたら是非、寄ってみてください。
女満別(めまんべつ)空港から車で60分です。釧路空港からだと釧路駅まで1時間ほどでバスで行ってから釧網(せんもう)線で川湯駅まで行けます。時間はかかりますが、釧路湿原を通っていきます。