カルメンの国際結婚雑記ブログ

オーストラリアや英語、スペイン語やメキシコの情報を発信しています!

戦争悲話・エリザベス・サンダースボーイ


海外ランキング

こんにちは、カルメンです!今回は、「エリザベス・サンダースボーイ」としてカルメンの父・明のノートにしたためられていた戦争悲話を書かせてください。


海外ランキング

f:id:KonkatsuSupporterCarmen:20190605223045j:plain

 

エリザベス・サンダースボーイ☆カルメンの父・明のノートから

終戦後、進駐軍が多数日本に入ってきました。当然の結果として多数の孤児が生まれました。皆、アメリカ兵との混血です。

 

沢田という女性がこの混血の孤児たちを引き取って育てました。その施設の名前がエリザベス・サンダースホームと言います。

 

しかしそこで問題が生じたのです。白人との混血の孤児は皆、アメリカ人の引き取り手がいて出ていきました。その結果、黒人との混血児が皆残ったのです。

 

誰も引き取らない、未来は全くない状態になりました。解決法は一つしかありませんでした。すなわちブラジルに行き、そこでブラジル人として将来を送ることです。

 

しかし誰がブラジルでその成長を見届けるかです。

 

日本にはブラジル移民のための大学があります。拓殖大学です。そこの卒業生がブラジルに渡り農業を営んでいます。その農園に混血児たちを送り込むことにしたのです。

 

しかし、日本人の人たちはそこの農場で働き経営していますが、送り込まれた混血児たちは、ブラジルに慣れると大部分が勝手に出て行って消えてしまいました。

 

 現在もそのままの状況で、その後のことはわかりません。悲しい話です。

 

 

 エリザベス・サンダースボーイ・戦争悲話・まとめ

父はこの話をブラジルに住んでいるときに聞いたのだと思います。歴史の断片ですが、忘れてはならないことだと思いました。

 

 

ストアカ
 
 

Encinas Yayoi

スペイン語の学習・初心者でも3 か月で話せるように