こんにちは、カルメンです!今回はクリスマスプレゼント交換のオーストラリア式のご紹介です。シークレットサンタと言います。秘密のサンタクロースですね☆
オーストラリアのシークレットサンタ
オーストラリアではクリスマス前、11月から学校でシークレットサンタが企画されます。学校行事としてではなく、クラスごとに「クリスマス会」のような感じで催されるのですね。なんでかっていうと、楽しいからです。
要するにプレゼント交換なんですけれど、日本のクリスマス会で行われるプレゼント交換(それぞれが予算額以内でプレゼントを持ちより、当日そのプレゼントを誰がもらうかわからない)とはちょっと違うので解説させていただきます。
まず、何が違うかと言うと、
- プレゼントをあげる人は誰にあげるかわかっていてプレゼントを用意する
- プレゼントで何が欲しいかをそれぞれがいくつか書いておくので、プレゼントを用意する人はお相手が何を欲しがっているかわかっている
- (オプショナル)プレゼントをもらう人はプレゼント交換の日までに1回かそれ以上の秘密のメッセージを受け取り、そこにはシークレットサンタ(その人にプレゼントをくれる秘密のサンタ)が誰であるかのヒントが書かれている
このオプショナルがあった方がずっと楽しいです。でもなくても、誰かが自分のことを考えながらプレゼントを用意してくれて、シークレットサンタの日に、クリスマスツリーの下に置かれている自分の名前が付いている贈り物を受け取れるというのはワクワクしますよね。
オプショナルの方は、本当に頭を使って楽しいゲームになります。受け取ったメッセージに書いてあるヒントをもとに、「自分にプレゼントをくれる秘密のサンタ(シークレットサンタ)は誰だろう?」と想像するわけです。
シークレットサンタの日(いつでも都合のいい日を予め決めておきます)にそれぞれが自分の名前が付いているプレゼントを受け取ります。オプショナルの方の場合は、プレゼントを開けてみた後、自分のシークレットサンタが誰かを当ててみます。
当たらなかった場合などはシークレットサンタ、大喜びしてしまいます!だって、ヒントは出すけれど、うまく考えて、違う人がシークレットサンタだと勘違いするように仕向けるんですよ。シークレットサンタの勝ちか、プレゼントもらった人の勝ちか。なかなかの頭脳プレーになります。
シークレットサンタのやり方
- シークレットサンタに参加する人たちが全員それぞれ、紙に自分の名前と決められた予算内(10ドルとか、千円とか、五百円とか)で買えそうな欲しいもののリストを書いておきます。
- それらの紙を集めて、そこから一人一人、紙を取っていきます。取った紙に書いてある名前の人のシークレットサンタになるので、口外してはいけません。
- クリスマスプレゼント交換をする日までに、紙に書いてあったその人が欲しがっているものを参考にプレゼントを用意して、その人の名前を付けて(自分の名前は書かない)クリスマスツリーの下など、決められた場所にその人に気が付かれないように置いておきます。
- (オプショナル)プレゼントをあげる人にシークレットサンタである自分が誰なのかのヒントをいくつか書いた紙を誰かに頼んで渡してもらいます。すぐにわかってしまうような情報ではなくて、他の人と間違えそうなヒントがいいですね。
- プレゼント交換の日、自分の名前が付いているプレゼントをもらって開けてみましょう。そして、自分がもらっていたヒントから推測するシークレットサンタが誰かを言ってみましょう。当たっていたら、「当たり」と言ってもらえます。違ったら、当たるまで当ててみてもいいし、降参して教えてもらってもいいです。
あなたがプレゼントをあげた人も同じように誰かを言います。あなたの名前を一発で当てるかもしれないし、違う人の名前を言って、その人に「違います」と言われたりするかもしれません。
オーストラリアのクリスマスプレゼント交換・まとめ
オーストラリアのシークレットサンタというクリスマスプレゼント交換のゲームのご紹介でした。楽しいので是非、やってみてください。個人的には、プレゼントもさることながら、シークレットサンタが誰かを当てたり、当てられたりするのがすごく楽しいかな、と。
私自身は参加したことがないのですけれど、娘たちが学校でやっている話を聞いていると本当に楽しそう。ヒントをあげたあと、「その子が”私のシークレットサンタ、○○ちゃんだと思う”って言ってたよ」なんて、周りが教えてくれるらしいんですよね。それで、自分が○○ちゃんじゃなかったら、「してやったり」なんて思うんですよね。
シークレットサンタってそんな遊びです。