こんにちは、カルメンです!シドニーに行ってきました。無料ツアーでシドニーの一番古い開拓初期の頃からの地区ロックスを散策してきたのでそのときの写真など載せてみます。流刑囚に銀行作らせたおかげで、お金ごっそり盗まれた話とかすごく面白かったです!
シドニー無料ツアー
今回、シドニーでヨーロッパから入植した人たちが一番最初に流刑囚の労働力で建設していった地区ザ・ロックスを散策してきました。最初に自分たちだけで見て歩いた後、翌日無料ツアーに参加したら、ロックスで起きた殺人事件や流刑囚にまつわる話など盛りだくさんでとても面白かったです。
私たちが参加したのは「I'M FREE」という地元の人がやっている1時間半の無料のツアーで、良かったら最後にチップをあげるだけでいいという良心的なツアーです。毎日午後6時にカドマンズ・コテージから出発します。予約は必要ありません。
サーキュラー・キー(フェリーの発着所)から近いです。
1819年の建物ですね。上の絵はその当時のシドニーです。
詳しくは↓こちらを見てください。
有料のツアーもあります。上の無料のツアー、すごく良かったですが、時間が合わない場合は、有料ツアーは毎日午前10時半と午後1時半出発でやはり1時間半です。
大人32ドル、子ども(5~16歳)15ドルです。待ち合わせ場所は:shop 5 Clocktower Square, Corner Argyle and Harrington Streets, The Rocksです。
詳しくは↓こちらを見てください。
http://www.rockswalkingtours.com.au
どちらも英語です。
ロックスを散策
では、ロックスの写真です。労働者階級の人たちが住んでいたロックス地域、本当は全部つぶされてしまう予定だったのですが、住民が猛反対して今のロックスが残りました。
クリスマス前だったので、ナーシズ・ウォークという狭い道の入り口もこんな感じでした。
現代芸術の美術館もあります。無料です。
こんな作品とか。
「ロックスのクリスマスの小道」。この奥の右側にロックスの歴史がわかる資料館がありましたよ。ヨーロッパから人が来る前のシドニーに住んでいたアボリジナルの人たちのことについても展示がありました。
残された労働者階級の人たちの家々。ハーバーブリッジの建設に携わった人たちが住んでいたのかな?
パンケーキのお店はあっちこっちにあるけれど、「ザ・ロックス」のパンケーキショップは有名らしいです。
ちょっと日本人には量が多い…かも。
政治家は、全部近代的な建物にしちゃうつもりだった…ロックス残って良かったです。残されるためにかなりの住民と政治家とのバトルがあったそうで。
建物とか全部、流刑囚に作らせたんですよね、銀行も。それで、銀行のどこに大金があるかとか全部バレてて、ある日壁に大穴開けられてすごいお金が盗まれたって(いくらだったか忘れました)。その大金、結局戻ってこなかったそうです。いまだにどこかに埋まってるのかもとかガイドさん言ってましたが。
ここからハーバーブリッジにも行けます。
これも昔の労働者たちの家々。
最も古い三つの飲み屋のうちの一つ。昔は無料でぐでんぐでんになるまでお酒を飲まされて、気が付いたら船にいて、水夫としてただ働きさせられた人たちもいたとか。
19世紀の公衆便所、まだ現役です。これ、すごくないですか?
ロックスの上にある建物、ロックスの住民を入れようと思って政府が建てたものだそうです。
クリスマスマーケットやってました。
シドニー無料ツアーでロックスを散策・まとめ
流刑囚たちが蹴りを入れていたトンネルというのもあって、そこは公的に「蹴りを入れていいトンネル」なのだそうで、私もトンネルの壁に足あとを付けてきました。
その他にもワイフが殺された話とかイギリスとオーストラリアと両方にワイフがいて、イギリスの奥さんがオーストラリアに来ることになって困った肉やのおやじの話とかいろいろあったのですが、ほとんど忘れてしまいました。
でも、無料ツアーでいろんな話を聞いて、自分勝手な政治家たちと民衆との攻防戦とか、なんとなく、人々の生活臭が感じられて、印象に残る散策となりました。
シドニーを旅行されることがありましたら、是非ガイドさんにいろんな話を聞いてみてください!結構いろいろどろどろの話とかあって面白いです。