こんにちは。カルメンです!今回はブリスベンから土ボタルを見にマウント・タンボリンという山にある「グローワーム・ケーブ」に行ってきたのでその情報を記載します。まるで天空の城ラピュタに出てくる洞窟の中で、飛行石が光る世界そのものでした!
ブリスベンから土ボタルを見に(天空の城ラピュタの世界)
ブリスベンから土ボタルを見に行ってきました!土ボタルって英語でGlow Worm(グローワーム)と言います。「光るミミズ」みたいな意味ですね。でも、蛍でもミミズでもありません。
土ボタルは小さな飛べないハエの幼虫です。正式名称はヒカリキノコバエです。ハエの幼虫なんて別に見たくないと思うかもしれませんが、一見の価値あります。
ジブリの「天空の城ラピュタ」の中で、洞窟の中が星空のように光るシーンがありますが、あの場面は、この土ボタルを見て発想を得たと言われています。
真っ暗な洞窟の中で、満天の星のように青く光り輝く光景は本当に神秘的です。ハエだろうが何だろうが、よくぞここまで美しい世界を作り上げてくれた!と感動します。写真を撮ることは禁じられているので、お見せできないですが、まさに天空の城ラピュタの世界です(^^)。
ブリスベンから行った土ボタルが見れる洞窟
土ボタルはオーストラリアとニュージーランドでしか見ることができません。世界で9種類の土ボタルがあり、そのうち8種類がオーストラリアに生息しています。
ゴールドコーストからは土ボタルツアーも出ていますが、これは、スプリングブルック国立公園内の天然の洞窟で私も2度行ったことがあります。夜でないと光っているのが見えないので、夜行かなければなりません。
今回私が行ったのは、ブリスベンからより近い、マウント・タンボリンという山にある「グローワーム・ケーブ(Glow Worm Cave)」という観光地で、天然の洞窟ではありません。が、素晴らしいです!
天然の洞窟の方は、観光客が押し寄せて、土ボタルの数が減少してしまったそうですが、マウント・タンボリンのグローワーム・ケーブで土ボタルを育てて観光客がこちらに来るようになってから、天然の洞窟の方もまた、土ボタルの数が増えていっているようです。
入場料が大人一人14豪ドル、学生一人9豪ドルかかりましたが、最大のメリットは、日中でも見れること!です。ちなみにゴールドコーストからツアーでスプリングブルックへ行く場合は1人130豪ドルです。
もう一つのメリットとして、山道を降りたり登ったりする必要がないので、足腰が弱い方でも気軽に見ることができます。それから、ブリスベンから行く場合は、スプリングブルックよりマウント・タンボリンの方が近いです。
ブリスベンから車で1時間ちょっとです。
土ボタルについて
土ボタルは光を放って獲物を引き寄せ、上の画像のような蜘蛛の巣ごときものに虫を引っ付けて食べるものを得ます。食べ物がない時は共食いするそうです。
マウント・タンボリンのグローワーム・ケーブでは毎日何千もの虫を食べ物として洞窟の中に入れているそうです。虫を沢山入れすぎると 光るのをやめてしまうし、逆に虫の数が少なすぎると共食いするのでなかなか大変らしいです…
土ボタルの一生は6か月から13か月で、そのうち幼虫である期間は5か月から12か月だそうです!成虫になると食べないそうで、光らなくなるそうです。悲しいですね…
メスは130個もの卵を産みます。メスは卵を産むと死んでしまい、オスは卵はほったらかして、他の若いメスをまた探して一緒になってから死ぬそうです…強いのは3回目再婚してから死ぬとか…
マウント・タンボリンのグローワーム・ケーブ
時間:
日曜日~木曜日:10am-4pm
金曜日と土曜日:10am-6:30pm
場所:
104-144 Hartley Rd. Tamborine Mountain, QLD 4272 Australia
電話:
(07)55451666
ウェッブ:
Glow Worm Caves Tamborine Mountain, Gold Coast
レストランやカフェもあります。
カエルもいます(^^)
※情報はすべて2019年1月のものです。
ブリスベンから土ボタルを見に(天空の城ラピュタの世界)・まとめ
ブリスベンから土ボタルを見に行きました!まるで天空の城ラピュタの中の洞窟のシーンにそっくりです。これこそオーストラリアが誇れるものかな?
きれいです。素敵です。間違いなく体感できて良かったと思えるはずです。