カルメンの国際結婚雑記ブログ

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オーストラリアの生活文化・バースデーパーティーについて


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こんにちは。カルメンです!今回は、オーストラリアの生活文化で日本と比べてだいぶ違う、バースデーパーティーについて書いてみようと思います。

 


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オーストラリアの生活文化・バースデーパーティーについて

1年に1回、自分が主人公

日本でお誕生日を祝うようになったのは戦後の話しで、「お誕生日」というものをオーストラリアのような西洋文化の人たちのように重要視はしていません。

 

だから、オーストラリアに来て、特に子どもができてからというもの、ひっきりなしにバースデーパーティーによばれたりして、ちょっと面食らう部分はありました。

 

バースデーパーティーでは、1年に1 回、バースデーの本人が主人公になります。どんな子どもでも、どんな大人でもです。日本って、そういう機会、あまりないですよね?でも、自分が主人公になれる時が1年に1回位あるって、場合によっては割といいことかな、と思ったりもします。

 

誰がバースデーパーティーを企画するか?

子どものパーティーは親が企画しますよね。じゃあ、大人のバースデーパーティーは?

 

自分が主人公になるバースデーパーティー、私のなんか誰もやってくれないし、って大人の方は思うかもしれません。こちらの人は、自分で自分のバースデーパーティーを企画してますよ。パーティーとまでいかない場合も。

 

オーストラリアに来て間もない頃、移民を対象にした英語の授業を受けに行っていたことがありました。ある日、フィリピン人の女性が春巻きをたくさん作ってきて、クラスのみんなに配りだしたのです。なぜかって、本人のお誕生日だから。

 

「ハッピーバースデー」と言いましたし、みんなからも言われていました。でもちょっとびっくりしませんか?日本でそういう習慣ないですよね?

 

「なんでわざわざ、自分の誕生日を公表するんだ?」なんて考えが浮かぶのは日本的かも。正直言って、突然春巻きをただで食べれてうれしくないはずがありません。

 

誰だって「ありがとう」ってなるし、作ってきた本人もうれしくなると思います。いつもより、いろんな人と会話することになりますしね。結果としていいお誕生日になるんだと思います。

 

何人招待するか?

これが問題なのです。お伽話でもありますよね。眠れる森の美女なんかがそうです。お話にはいろんなバージョンがありますが、「金のお皿が12枚しかなかったから、13人目の魔女は招待されなかった」とかね。

 

おかげでこの招待されなかった魔女にお姫様は殺されかかります。すごい恨みになるわけですよね。こういうことは日常的によくあります。

 

でも、子どものパーティーなんかでは、「クラス全員招待する」とかってお金もかかるしすごい大変なんですよね。少人数のパーティーの方がマネージしやすいし、お金もそれほどかからないです。

 

子どものパーティーを専門とするところもあっちこっちあるのですが、人数に上限がある場合が多いです。「12人まで」とか。上限がなくても、8人以上のときは、追加の金額一人につきいくらとか、どんどん高くなっていきます。

 

自分の家に招待する場合も、家の広さによって6人まで、とか親に決められたりします。そうではなく、子どもが言う「仲良しの子」だけをよぶ場合もあります。

 

その子にとっての「仲良しの子」が5人いたとして、招待されなかった子の中に、「私、あの子と仲良しなのに」と感じる子がいないとは限りません。

 

そんなこんなで、ずいぶん、招待されなかった子の親の陰口などは聞いてきました。親がそうなのですから、子どもの間でいじめなのがあってもおかしくないと思います。

 

バースデーパーティーなんかやらなければいい、と思うかもしれません。でも。オーストラリアは土地が広い関係で、友達の家に遊びに行くのも、車で送り迎えしなければならない距離だったりするんですよね。

 

何エーカーもの土地に住んでいる人も普通にいて山の中とか遠くだったりするので、子どもをお友達と遊ばすのも結構大変です。

 

だから、バースデーパーティーをみんながそれぞれ1年に1回やるのは、社交的な面でいい考えだとも言えると思うのです。っていうか、つきあいでやった方がいい感じになったりするんですよね。「今度はあなたの番ね」的な。

 

私はどうしたか

娘が二人います。子どものバースデーは1年に2回あるということですね。5人子どもがいる人は毎年5回バースデーパーティーをやってたりしていましたからすごいです。

 

私はビビりやですから、クラス全員招待の盛大なバースデーパーティーをやってました(・・;)でも、毎年はやりませんでした。4年に1回位のペースです。

 

やはり、バースデーパーティーって、オーストラリアの文化だと言ってしまってもいいくらいみんなやっていますので、全くやらない、というのもかわいそうな気がします。

 

といって、ただでさえ、他の子たちと毛色が違うのに、バースデーパーティーを少人数でやったりすると、子どもがいじめられたりしはしないかと「こじんまりしたお誕生会」をする勇気もなかったです。

 

他の方たちはわかりませんが、私はそうしました。

 

面倒だから、やっぱり日本みたいな方がいいですかね。

 

オーストラリアのバースデーパーティー

そうは言っても、オーストラリアのバースデーパーティー、とても楽しいんですよ。

 

プールパーティーとか、パイレーツなどテーマが決まっているときもあるし、クラフトパーティー、スケートパーティー、ボーリングパーティー、ミニゴルフパーティー、映画パーティーティーパーティー、マジックパーティーキャンプファイヤーパーティー、BBQパーティー、お泊りパーティーなどなど。

 

楽しいです、バースデーの本人も、招待された人たちもね。(問題は招待されなかった人がいること)

 

オーストラリアの生活文化・バースデーパーティーについて まとめ

日本でもバースデーパーティーやることあると思いますが、オーストラリアほどではないと思います。ですので、オーストラリアの生活文化として、私が経験したことや、感じたことなどを書いてみました。

 

いい面と悪い面があると思いますが、オーストラリアってそんな感じなんだな、というのがなんとなく伝わったら良かったかな、と思います。