こんにちは、カルメンです!今回はカルメンも昔行ったことのある、メキシコのおススメ観光地カンクンのことについて書いてみようと思います。素晴らしいリゾート地ですがどこにあるでしょうか?
メキシコのおススメ観光地カンクンってどこにある?
キンタナ・ロ州にあるリゾート地、カンクンはユカタン半島の先っぽにあります。
メキシコ・シティーから飛行機で行かなくてはならなくて、ちょっと面倒かもしれませんが、ハネムーンとか、行く価値絶対ある観光地です。(私は若かりし頃、メキシコ市から車で行ったんですよ。何泊かしながら…遠かったですね(汗))
コバルト・ブルーの海、治安も安定していて、おいしいメキシコ料理を堪能しながらゆっくりリゾートを楽しむだけでも十分素敵な思い出を作れます。ロマンチックな滞在になりますよ(^^)
でも、ちょっと足を延ばすだけで、すごい所も、いっぱいあるんですよ。
チチェン・イッツァー
チチェン・イッツァーのマヤ遺跡はカンクンから約200km西にあります。街道180号線を真っ直ぐです。
昔の言葉で、Chiは口を意味し、Chenは井戸を意味します。Itzáはこの「Chichén Itzá遺跡」のあった所に居住していた部族の一つ、イッツァー家を指します。
このチチェン・イッツァーの言葉が示すように、ここの遺跡内には口がぽっかり開いたような二つの大きな天然の井戸があります。この地帯、人が足を踏み入れることが難しいような密林でありながら、なんと地下にセノテと言って、豊かな水でいっぱいの洞窟が形成されているのですね。
約8平方キロの広大な面積に大建造物群が残る遺跡、それがチチェン・イッツァーです。
マヤ旧帝国と言われる古典期のマヤ文化は西暦292年から約700年に渡ってユカタン半島のジャングルの中で栄えます。その後、トルテカ族に制覇され、トルテカ文化とマヤ文化が結合したマヤ新帝国が形成されます。
メキシコ市の北、87kmの地にあるトルテカの都、トゥーラの遺跡にある彫刻とそっくりで、まるで同一人物が造ったのではないかと思われるようなものが遠く離れたチチェン・イッツァー遺跡でも見ることができるというのも、文化の融合を示す興味深い点だと思います。
マヤ民族は複雑怪奇な神聖文字や、精密な暦法、高度な数学、アーチが特色の建築や複雑な彫刻など、素晴らしい文化を築き上げたにもかかわらず、この遺跡群は10世紀には完全に放棄されてしまっています。
なぜ滅びてしまったのでしょうね。これだけの遺跡群を当時作るためには、神官たちによるブラック企業なみの一般の人たちへの酷使があったのではないかと思われます。市民の暴動とかあったのかな。麻薬の使い過ぎとか?
というわけで、是非行ってみてください。おススメです!想像力かきたてられます!
ピンク・レイク(ラゴ・ロサ)
メキシコのピンク・レイク、スペイン語でラゴ・ロサと言いますが、カンクンから車で約3時間です(Cancún-Valladolid 街道を行き、途中 Tizimín街道で北上、Río Lagarto方面へ)。公共のバスだとTizimínで乗り換え)。ピンク・レイクはラス・コロラーダスという小さな村にあります。
ラス・コロラーダスは観光地化されていなくて、食べ物屋さんも何もありません。リオ・ラガルトスという村まで行けば泊まる所などもあります。
信じられないくらいに美しいピンクの湖面ですが、5%以上の塩分を含んでいて、泳ぐことはおススメできません。
そんなわけで、ユカタン半島の中で塩の生産で、安定した産業地帯となっているのがピンク・レイクのあるラス・コロラーダスという所です。
イスラ・ムヘーレス
カンクンの船着き場Ultramar (またはGran Puertoまたは Isla Ferryまたは Puerto Jerez)からフェリーで20分程で行ける小さな美しい島です。
私がイスラ・ムヘーレスへ行った時のことも記事にしてありますので良かったら読んでみてください。
私が行ったのはイスラ・ムヘーレス島の中のガラフォン・パーク、島の南です。素晴らしかったです。透明の水、沢山の熱帯魚たち、忘れられません。この世のパラダイスといった感じです。
今はほとんどのホテルにWiFiも完備しているそうですよ。
セノーテ・イキル
チチェン・イッツァーからほど近い所にあるセノーテ(洞窟の天然泉)です。カンクンから車で180号線を西へ200km位の所にあります。メリダからも行けます。
天然のプールになっていて泳げます。透明度が高いきれいな水の中で石灰岩の壁に囲まれて泳ぐのはどんな気持ちでしょうか?
セノーテ(Cenote)と言う言葉はマヤの言葉から由来していて「泉」という意味だそうです。この辺りは地下に川が流れていて、時々このように天井が落ちてぽっかり口を開けた井戸のようになっているところがあるわけです。
そこいらじゅう、地下に水が流れているなんて不思議な気がします。マヤの人たちはこのセノテが地下の世界への入り口だと考えていたそうです。チチェン・イッツァーのセノーテもそうですが、いけにえなど、神への捧げものを投げ入れていて、人間や動物の骨、金や宝石などもみつかっているそうです。
メキシコのおススメ観光地カンクンってどこにある?まとめ
メキシコの観光地でカンクンはとてもおススメです。治安がいいと言っても置き引きにあったりしないよう、自分の持ち物はしっかり肌身離さず持っていてくださいね。
カンクンだけでもリラックスもできるし、ショッピングやグルメ、なんといってもきれいな海を楽しめるし、近くに遺跡もあります。
でも、時間に余裕があれば、ちょっと足を延ばして、チチェン・イッツァーやピンク・レイクなど行けるといいですね。
地図を見て、カンクンの場所が把握していただけたならうれしいです。そんなに行き方、難しそうじゃないですよね?