オーストラリア最古のジェノラン鍾乳洞に行ってきました。シドニー近郊観光スポットです。ブルー・マウンテンズ国立公園の中にあります。
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ジェノランケーブ鍾乳洞の位置
私たちはシドニーから車で行きました。あの有名なブルー・マウンテンズの奇岩スリー・シスターズのあるカトゥンバ(Katoomba)から南西へ80km程のところで、シドニーからは片道3時間位です。
途中、ジェノランケーブ鍾乳洞(Jenolan Cavesという地名です)までの下りの山道(Jenolan Caves Road)は道が曲がりくねっていて、細いし、対向車とすれ違うときなどは断崖に落ちそうなところもありました。
2019年12月8日、山火事の危険度を表す標識、オレンジ色を指していました。赤が一番危険です。この記事を書いている2020年1月現在、まだ山火事は発生していて心配です。
シドニーで下宿していた娘を迎えにブリスベンから1,000kmの距離を車できました。ジェノラン鍾乳洞にある宿泊施設(Jenolan Caves House)に、キャンセルするかと聞かれたのですが、その時点でシドニーのあるニューサウスウェールス州では9か所で山火事が発生していて、絶対安全なところなどありませんでした。
一番近くの山火事は「コントロールできている」という状態だったので、キャンセルせず、行ってまいりました。
車や電車などで行く行き方はこちらの記事をご覧ください↓
carmenzakki.hatenablog.com
ジェノランケーブ鍾乳洞の宿泊施設
ジェノランケーブ鍾乳洞のあるところに「Jenolan Caves House」という宿泊施設があります。ニューサウスウェール州が管理しているそうです。本当に鍾乳洞があるそこに位置しています。
まず、車で山道をどんどん降りて行くと突然道が洞窟の中に入っていくようになっていて、すごいびっくりしました。
トンネルをくぐると雪国だった…じゃなくて、ジェノラン・ケーブ・ハウスに到着。
「ドイツの村に来たみたいだ」なんて、娘が言ってましたけど。まるで、ここで行き止まりのような感じなのですが、宿泊施設の敷地内の駐車場を抜けて、まだ先に道があるらしかったです。私たちは帰りは元来た道を戻ったのですが。
私たちが泊まった部屋はこの2階で、簡単なキッチンもついていてとてもきれいになっていて良かったです。と思ったら、お掃除は日本からワーキングホリデーで来ていらっしゃる看護士さんたちが担当されているんだそうです。
会えなかったのですけれど、日本語で部屋にメッセージ置いてきました。皆さん、6か月ここで働いてその後、旅行に出られるんだとか。シーツなんかもすごくきれいで快適に過ごさせていただきました。
素敵なレストランもあって、クリスマス前だったので、クリスマスの飾り付けがしてありました。
ジェノランケーブ鍾乳洞の中で結婚式もできるようになっているので、レストランも結婚式場のようです。
レストランで何を注文したかって、「おそば」があると思ってたのんだら、上にカニを丸ごと揚げたのが載っていて、おそばよりカニの方がメインでした。お醤油は使われていなかったけれど、「オーストラリア料理」っぽいおそばでなかなか気に入りました!
デザートはこれ。クレムブリュレ。上にパリパリのガラスの層のようなのが載っていて中はねっとりとしていてクリームチーズのようでおいしかったです。
外に出るとわかりますか?大量の虫、走って部屋まで逃げました。昼間は小さなハエがたくさんいたし。自然って「好き」と思うときと、「嫌い」と思うときがあります。
LUCASの洞窟
さてさて、やっと鍾乳洞の話です。私はメキシコの鍾乳洞(カカウアミルパ)にも日本の秋芳洞にも行ったことがあるのですが、ジェノランケーブ鍾乳洞はだいぶ趣が違いました。
まず、洞窟がたくさんあって、全部ツアーを頼んで一つ一つお金を払って入るようになっています。それぞれの洞窟はだいぶ歩くところが狭かったです。それで、洞窟に入れば入るほどお金がかかるので、どの洞窟に入ろうか、ずいぶん悩みました。
結局私はネットで予約すると「LUCAS Caveを買うとIMPERIAL Cave 半額!」というのがあったので、家族4人で134.50豪ドルのそれにしました。
一つの洞窟にしか行く暇がない場合は「ルーカス・ケーブ」が一番おススメだそうです。ちょっと上り下りがありますが。私たちが行ったのは月曜日の11:30から1:00のツアーに参加しました。「ルーカス・ケーブ」は結婚式も挙げられるような洞窟で人気なので、1日に何回もツアーがあります。
洞窟の中は1年中気温15度だそうで、虫もいないし快適でした。
ブルー・レイクへ
次のツアーまで、時間があったので、洞窟の外のブルー・レイクへ行ってみました。
かものはしが生息しているから泳いだらダメだそうです。
かものはしには会えず…ウォータードラゴンだけ…
IMPERIALの洞窟
IMPERIAL CAVEのツアーに月曜日の2:30から3:30に参加しました。割と歩きやすい洞窟ということで、小さいお子様連れの家族も何組かいらっしゃいました。
インペリアル・ケーブは中にきれいな川があるのを見ることができるのです。
オーストラリア本土ではタスマニアン・デビルは絶滅していますが、ここで骨がみつかっています。
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シドニー近郊観光スポット・ジェノランケーブ鍾乳洞・まとめ
今現在(2020年1月)、オーストラリアは山火事が発生していて、観光に訪れるのにはいい時期ではありませんが、素晴らしいところですので、もしシドニーに来られることがありましたらジェノランケーブまで足を延ばしてみてください。
(2020年2月2日追記:2月1日からジェノランケーブ鍾乳洞は訪問できるようになっています。)