こんにちは。カルメンです!今回は、メキシコのフォークソング、ラ・クカラチャの歌の意味など。メキシコと麻薬について少し書いてみようと思います。
ラ・クカラチャの歌の意味・メキシコと麻薬
ラ・クカラチャの音楽は有名で、誰でも聞いたことがあると思います。
ラ・クカラチャの歌の意味
La cucaracha, la cucaracha,
ya no puede caminar
porque le falta, porque no tiene
marihuana pa' fumar
ラ・クカラチャ、 ラ・クカラチャ
ヤ ノ プエデ カミナール
ポルケ レ ファルタ、 ポルケ ノ ティエネ
マリウアナ パ フマール
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ごきぶり、 ごきぶり
もう歩けない
なぜって足りないから、なぜって持ってないから
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ちなみに、「マリファナ」のところを、子ども向けに「後ろ足が足りないから」とか、「お金がないから」という風に、変えて歌っている場合もあります。
「Marujuana」と書いてあったりしますが、メキシコでは「Marihuana」が正式のスペルだと思います。
メキシコと麻薬
麻薬の生産を止めたら、メキシコ経済がどっぷりと落ち込む、と言われています。なにしろ、お隣に大きな消費国があるわけですから。
でも、私が13年以上、メキシコに住んでいる間、大学などで、麻薬をやっている人はいませんでした。
ただ、友達の友達でやっているという人がいて、友達が言うには、このごきぶりの歌のように、麻薬の効果がなくなってくると、力がなくなってくると言ってましたね。更生させるのは、難しいと言ってました。
もう一人の友達のお父さんは、麻薬撲滅のために戦っている人で、一度、子どものとき、父親についていって、銃撃戦になって怖かったと言ってました。子どもをそんなところに連れて行くというのが、びっくりですが。
今、メキシコは娯楽用マリファナの合法化で揺れているようです。医療用は既に合法化されています。合法化すると経済が発展するというのも悲しいものがある気がします。
まとめ
ラ・クカラチャの歌にそんな意味があるって知っていましたか?メキシコ革命の頃、酒場でみんなで歌っていたのが目に浮かぶようです。