こんにちは。カルメンです!今回はクリスマスケーキとしてオーストラリアでよく登場するパブロバをご紹介します。オーストラリアのお菓子です。といっても、パブロバの起源については、オーストラリアじゃなくてニュージーランドだとか、アメリカだとかドイツだとか論争があるようですが…
クリスマスケーキはパブロバ!オーストラリアのお菓子
パブロバ(Pavlova)ってどんなもの?
パブロバって、パブロバのベースに生クリームとくだもの(イチゴやキーウィ、パッションフルーツ、ブルーベリーなど)をのせたデザートです。
パブロバのベースというのはこういうものです↓。
ちょっとビニールに入っておりますが…
こういうものが、箱に入ってスーパーでたくさん売られています。メレンゲをオーブンで焼いたみたいなもので、軽くて壊れやすいです。でも、日持ちするので冷蔵庫に入れなくて良くて、クリスマスの時などに、袋から出して上に生クリームとフルーツをのせれば、あっという間に豪華なケーキの出来上がり!
日本では売ってないですよね?自分で作らなければならないと思うので、面倒だったりオーブンがなかったら作れなかったりしますよね。オーストラリアは、こういうのがその辺にいっぱい売っていて、パブロバが気軽に作れるというのがいいです(^^)
1人じゃ食べきれないし、と思う人もいるかもしれませんが、小さいタルトのベースみたいになって売ってもいます。
材料は、卵白、砂糖、コーンスターチ、酢などが入っています。コーンスターチのせいで、外側がカリカリ、中がふんわりになるみたいですね。
生クリームとフルーツをのせると、こんな感じです↓。
クリームはとろーりとしていて、くだものは酸っぱくてさっぱりしていてウェット、それで下のベースが甘くてサクサクしていて、この食べたときの感触がたまりません。甘さと酸っぱさとミルキーさが絶妙なコンビネーションです。
パブロバ(Pavlova)はオーストラリアのお菓子?
パブロバの名は、オーストラリアに1920年代、ロシアのバレリーナ、Anna Pavlova(アンナ・パヴロワ)が来たことに由来していると言われています。
オーストラリアの絵本などにもオーストラリアのお菓子として登場し、オーストラリアのお菓子として定着しています。
でも、ニュージーランドにもバレリーナのパブロバさんは行っていて、パブロバのレシピは、オーストラリアよりニュージーランドの方が先に出ているから、パブロバはオーストラリアが発祥地ではなく、ニュージーランドだ!なんて言われています。
そうしたら今度は、メレンゲにコーンスターチを入れてオーブンで焼いたのの上に生クリームとフルーツをのっけるお菓子は、ニュージーランドで初めてパブロバのレシピが出た1927年よりずっと前からアメリカに存在していたという話しになって…
もともと似たようなお菓子がドイツにあって、ドイツ人が移民としてアメリカに渡ってから、そのパブロバとそっくりのお菓子はアメリカにずっとあって今でもあるとか。それで、ニュージーランドがコーンスターチをアメリカから輸入したとき、一緒にパブロバのレシピも伝わったんだとかなどなど。
まあ、何れにせよ、私はオーストラリアに来てからパブロバと出会ったので、「オーストラリアのお菓子」と言うのをお許しください。
クリスマスケーキはパブロバ!まとめ
クリスマスケーキというと、オーストラリアではフルーツケーキのようなものが主流で、生クリームはのっていないのですが、生クリームたっぷりの日本のクリスマスケーキに馴染みのある私としては、パブロバの方がクリスマスケーキっぽくて好きです♡
ちなみにパブロバは、クリスマスの時だけでなく、1年中いつ食べてもいいものです。
オーストラリアに来たことあるけどパブロバ食べなかった!という方は、パブロバを試食しにまたぜひ、ご来豪ください(^^)