カルメンの国際結婚雑記ブログ

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「銀河鉄道の夜から」メキシコで遭遇した宮沢賢治の世界


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こんにちは。カルメンです!今回は、2019年2月に亡くなったカルメンの父・明のノートから、「銀河鉄道の夜から」というタイトルで書いてある文章を書きうつしてみようと思います。父はメキシコで、宮沢賢治の幻想的な世界を体験したことがあったようです。


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清冽な川

銀河鉄道の夜から

宮沢賢治の小説「銀河鉄道の夜」は、あの世に行く旅を思わせる。その中で下車して川に出る場面がある。

 

その川は清冽で川底の石もはっきりと見える大きな川で、その対岸も薄明るく見えたように感じられる。

 

私は三途の川は暗く汚い黒い川だとなんとなく予想していたが、この描写は、三途の川は美しく清冽な川であることと、賢治は言っている。

 

私はメヒコ(メキシコ)の山中で別の工場に行くのに山越えの近道を探して、山あいの狭い道を車で走っていた。

 

その時、少し開けた場所に出たので、何となく休むことにして車外に出た。すると川のない国メヒコ(メキシコ)に何と、山中で川が流れていた。

 

その川は清冽な水をたたえ、川底の石もはっきり見えるほど美しい。ぼんやりとしばらく見続けてから思わず対岸を見ると、対岸がかすんで見えているではないか。

 

突然、「銀河鉄道の夜」の川の描写と重なった。すると、対岸に見える白くかすんで見えるのは彼岸かと思って見た。そして、彼岸花のダイダイが見えるかと目を凝らした。

 

所々に子どもが積んだ石の山が見えるような気がしてきた。心に沁みたが、あり得ない所だと感じて大急ぎで私はその場を離れた。

 

数年後、偶然にも同じ道を通っているのに気が付き、前見た川があった場所に行ってみたが、確かに周囲はそのままの景色だが、川は全くなく、前面も木が生えていた。

 

そこでひょっとするとボルボトン(水が土地から噴出してくる場所)から水が噴出して川として流れ出たのではないかと思い、ボルボトンを探し、近くに見つけたが、その噴出した大量の水は直ちにまた地中に消えてしまって、ただ周りには木が茂るのみだった。

 

これが宮沢賢治の小説から夢見た、メヒコ(メキシコ)の不思議な思い出となりました。はるかにポポカテペトル山が見えたような気がした。

 

銀河鉄道の夜から」メキシコで遭遇した宮沢賢治の世界について

メキシコで「川を見る」ということはほとんどありません。だから、メキシコは日本とは景観が全然違います。日本は河川の多い国ですから。

 

ただ、メキシコにも一部、日本のようなところがあることはあります。それは、「ある時期」に限ったことなのかもしれません。私もそのような日本的な景色のところをメキシコで通ったことがあるような「気」がします。あるいは、幻だったのかもしれません。

 

ポポカテペトル山はメキシコで一番高い山で最近、再噴火のニュースにもなりました。父はメキシコ市からプエブラ方面、またはトラスカラ方面の工場へ行っていたと思います。どちらにしても、ポポカテペトル山が間にあります。

 

ポポカテペトル山付近は頻繁にUFOが目撃されることでも有名です。きっと何か、不思議なスポットがあるのかもしれません。