こんにちは。カルメンです!今日は、「オーストラリア移住・驚愕の第1日目回想」ということで、メキシコ人の旦那さんと私とが、初めてオーストラリアに来た日のお話です。そうなんです。オーストラリアに来たこともないのに、永住権を先に取得してしまっていたのです。
家購入予定
そうなんですね。しかも、オーストラリアに初めて来た日に購入するつもりの不動産を見にいこうとしていたのです。
もうずいぶん前の話で、インターネットが今ほど普及してなかったと思いますが、オーストラリアの永住権取得後、インターネットでオーストラリアの新聞を見て、家を探したのです。
どんな家を探したかって、安い家です。みつけました。400万円代。もちろん、電気がない家です。だから安いんですね。太陽電池と発電機付きです。で、これは私たちの理想だったのです。旦那さんが太陽電池専門の人でしたから。電気が来てない家が好きだったわけです。
土地面積は約40 エーカーあったと思います。16.19ヘクタールです!敷地内に池が二つ。オーナーから日本に(私たちはその当時日本に住んでいましたから)たくさんの写真が送られてきました。「いいんじゃない?」って感じ。夢は膨らむばかりです。
場所はどこなの?って話ですよね。ブリスベンから西に400kmの町です。「そんなど田舎に引っ越して、仕事はどうするんだよ!」って思いますよね。ごもっともです。普通の人はそんなところに引っ越しませんよね。仕事は引っ越してから考えよう、という行き当たりばったり。若気の至りですね。
オーストラリア到着!
早朝、私たち二人はブリスベン空港に到着しました。初めてのオーストラリア。永住権を取得してから5か月後の7月のことです。オーストラリアは南半球ですから冬です。でも、ブリスベンのあるクィーンズランド州はそんなに寒くないと感じました。
レンタカーに乗って、近くのガソリンスタンドで地図を買いました。いざ出発!青い大きな空、きれいな空気、広々とした景色、巨大なトラック・・・うきうきです。
途中、マクドナルドに寄って昼食。日本のマクドナルドよりぶっきらぼうだなとは思いましたが、そんなことでうきうき気分は消えません。
ところが、ブリスベンから300km以上走った後、2時間ほど道に迷って、1時頃到着予定が3時になってしまいました。目的地に着く前は、道々、洪水注意の看板を多々目にします。道に迷っている間は周りにやぶしかなく、道は舗装されていなくて泥水のところも何度も通り、車はすっかり泥だらけに。
さすがにちょっと不安になってきます。私は旦那さんに言ってみます。「ひょっとして、この物件がすごく安いのは、洪水になって離れ小島になるようなところだからなんじゃないの?」二人とも寡黙になってきます。
とにかく、目的地のモーテルに到着。物件のオーナーの隣人、ボブに電話を入れました。オーナーはシドニーに住んでいて、私たちが買おうとしている家には今、誰も住んでいないので、ボブが応対してくれることになっていたのです。
ボブは15分後に来てくれて、私たちを40 エーカーの家まで案内してくれました。その家は・・・
つづく・・・