こんにちは。カルメンです!今回は、ミイラを見たかったらメキシコ・シティーにもありますよって話です。前回のグアナフアトのミイラ記事に続いて第二弾です!
ミイラはメキシコ・シティーのサン・アンヘル地区にも
カルメン博物館
前回の記事で取り上げた、100体以上のミイラは圧巻ですが、グアナフアトまで旅しなければ見れません。でも、ミイラ、メキシコ・シティーにもあるんですねー。サン・アンヘル(San Angel)地区に。
歴史的なコヨアカン地区に隣接したサン・アンヘル地区もまた、17世紀に建てられたカルメリータ修道院とともに発展したコロニアル調の趣のある、石畳の街です。
今、その修道院はカルメン博物館(Museo de El Carmen)として、当時の修道尼たちの生活などを伝える役目を果たしています。
カルメン博物館では、建築の美しさや数々の絵画を鑑賞できる他、教会堂地下室に安置されている、12体のミイラも見ることができるようになっています。
カルメンがカルメン博物館に!!
そうなんですね。私は、このカルメン博物館に行ったことがあります。今の旦那さんと付き合っていたとき、デートで行ったのです。すごいデートスポットですね!ミイラがいる部屋に、怖くて入れませんでした。ちょっと覗いただけです。
ここのミイラは修道尼のような装束を着ているんですね。しかも、グアナフアトのミイラのように、無造作に壁に立てかけられているのではなく、ちゃんと一体ずつ、立派な木の箱に入って、その棺のような箱が壁に立てに置かれているのです。この箱、300年以上前のものだそうです。
ふたの部分がガラスになっていて、中が見えるのです。木の箱は、ビロードで裏打ちされているようです。部屋の入り口から覗くと、両側にミイラの入った大きな木の箱が置かれています。部屋の真ん中に行こうものなら、ミイラたち全員から見られる感じですね。怖かったです。
どうやってミイラがみつかったのか
1916年、メキシコ革命の頃、革命軍を助けていた、エミリアーノ・ザパタを首領とするゲリラたちが、修道院の地下に隠されているだろう金塊を求めて押し入ったのですね。そうしたら、金塊はみつからずに、ミイラを見つけたという…。
最初、修道女たちのミイラだと思ったらしいのですが、その後、教会の後援者たちのミイラだということが判明したそうです。それだったら余計、まだ床下とかに、金塊が隠されているんじゃないかと思ってしまいますが。
人々のうわさ
たくさんの人たちが、ミイラの彼女たちが夜明けごろ、石畳の上を歩いているのを目撃しています。また、見張りの人たちは、夜、彼女たちが歌を歌っているのが聴こえると証言しているそうです。
絶対、金塊がまだ隠されたままだと思いますねー。
まとめ
コヨアカン地区、サン・アンヘル地区は古いところで、幽霊のうわさをよく耳にしました。昔はよく教会の下とかに、金塊を埋めて隠したりしていたんですよね。この後援者たちのミイラがいる教会堂地下室のさらに下を掘れば、ザックザック出てくるんじゃないですかねー。