こんにちは。カルメンです!今回はオーストラリアの不動産用語の解説をしてみたいと思います。日本の家屋とどう違うかな?というのが垣間見えればうれしいです。
クィーンズランダー
オーストラリアの不動産用語解説(日本の家屋とどう違う?)
オーストラリアの家は、日本の家屋と違っていたりして、不動産用語がわかりにくかったりします。ですので、不動産用語の解説をして、オーストラリアの家のことが少しわかってもらえたら面白いかな、と思いました。
クィーンズランダー(Queenslander)
クィーンズランド州で特徴的な家の形です。家の周りがヴェランダで囲まれています。ヴェランダは屋根がひさしになっているので、暑い夏にも日陰になって過ごしやすい空間となっています。高床式の木造の建物です。屋根はトタンの場合が多いですね。上の写真がクィーンズランダーです。
高床式になっているので、洪水対策になっています。鉄板が家を持ち上げている柱の間に挟まれていて、白アリ対策にもなっているようです。
テラス・ハウス(Terrace House)
シドニー市内でよくみかける、棟続きの長屋式住宅です。
ユニット、フラット(Unit, Flat)
マンション、アパートのことです。
ランパス(Rumpus)
娯楽室のことです。ちょっと広めの部屋です。リビング・ルームとはまた別の部屋です。地下にあったり、階下にあったりすることが多いです。
グラニー・フラット(Granny Flat)
いわゆる、「離れ」ですね。オーストラリアは庭が広い家が多いので、「離れ」のある家もよくあります。グラニーとは、祖母のことです。直訳すれば「おばあちゃんの家」ですかね。二世帯住宅みたいな感じですね。ゲストルームとして使っている人もいます。
通常ベッドルームは一つか二つです。
ティーン・リトゥリート(Teen Retreat)
ティーンエイジ・リトゥリート(Teenage Retreat)とも言います。年頃の子どものスペースですね。こういうのってうらやましいですよね。日本ではなかなか住宅事情が許さないと思います。といって、オーストラリアに住む我が家にもありませんが。
子どもから大人になる途中のティーンエイジャーのために用意された、家族から少し独立した部屋です。友達をよんでくつろげる空間とか、音響を遮断する工夫を凝らしてあるとか、寝室からシャワーに直接行けるとか、広い収納スペースとか、本人が落ち着ける趣味のいいデザインの家具とか・・・
シェア・アコモデーション(Share Accomodation)
学生などが、一軒家やアパートなどを、何人かで共同で借りるものです。リビングやキッチン、バスルーム、トイレなどは共同で使って、家賃や、水道光熱費などを人数で割ってそれぞれで支払うようにするわけです。
オープン・ハウス(Open House)
これはあれですね。売出し中の家やアパートを公開して、その家を買いたいと思っている人などが見に行って中を見れるようになっているのですね。よく、売出し中の家の前にオープン・ハウスの看板が立っていて、日時が書かれています。
エンスイート(Ensuite)
浴室・トイレ付寝室。ens.と略されます。
ビルト・イン・ローブ(Built-in Robe)
クローゼット付き。BIR と略されます。ビルト・イン・ワードローブのことです。room with BIRと書いてあったら、クローゼットがもうすでに作り付けてある部屋なので、箪笥を買う必要はないです。
スリープアウト(Sleepout)
追加の小さな寝室。私が前住んでいた家には、このスリープアウトという部屋があって、それは、主寝室の奥にもう一つ、小さな小部屋が付いていて、その部屋のことでした。私は、衣裳部屋として使っていて、鏡台も置いていて、寝室の奥にそういう部屋があったのはとても使い勝手が良かったです。
クィーンズランダーの周りのヴェランダの一部を囲って、小部屋を作って、スリープアウトとしている場合もあるようです。「お昼寝の部屋」みたいな感じですね。「うたた寝の部屋」とか。
サンルーム(Sunroom)
大きな窓がたくさんあり、日光を多く取り入れることができる部屋。冬は日が射して、とても暖かい部屋です。
バックヤード(Backyard)
庭のことです。大抵、道側よりに家が建てられていることが多く、裏に広い庭があるので裏庭というのですね。
ポスト・ウォー・ハウス(Post War House)
1940年代後半から1950年代に建てられた安普請な家です。
ヌーク(Nook)
隅の小さな部屋。ブレックファスト・ヌークは朝食を取る小さな部屋です。
まとめ
いかがでしたか?オーストラリアの不動産用語でわかりにくいのを解説してみました。機会がありましたら、オープン・ハウスを覗いてみてください。びっくりするような素敵な家がたくさんあります。