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オーストラリアの大学などに入学するための4つの必要条件とは?


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こんにちは。カルメンです!今回は、オーストラリアの大学などに入学するための必要条件について書いてみたいと思います。私はオーストラリアの永住権を持っていて、長女がオーストラリアの大学に今年入ったところで、次女も受験生です。ですので、生の情報です!

 

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オーストラリアの大学などに入学するための必要条件は?

日本から、オーストラリアの大学などに入学するための必要条件は何でしょうか?

 

英語

大抵英語検定試験の結果を求められます。入学するための最低限の英語のレベルは、どの大学か、などによって多少違います。尚、大学などに求められる英語のレベルは、必要なオーストラリアのビザ申請の時に求められる英語のレベルと違う場合がありますのでご注意ください。

 

成績

必要最低限の成績は、どこの大学などに入るかによって基準が違います。ですので、入りたい大学などのウェッブサイトを見て、わからない場合は大学側に質問してください。

 

小学校・中学校・高校や英語学校の場合は、学校によってそれぞれ条件が違いますので、直接行きたい学校のウェッブサイトを見て、わからない場合は学校側に聞いてください。

 

職業訓練学校(VET-Vocational education and training)の場合は、普通入学試験はありませんが、コースによっては必修科目や仕事の経験を条件にしている場合があります。

 

大学に入りたい場合は、高校卒業証明書と成績証明書が必要となります。学科によって、必修科目を条件にしている場合がありますのでチェックしてください。

 

大学院に入学希望の場合は、修士課程を修了している証明書、成績証明書の他、研究や仕事の経験を考慮に入れる場合があります。

 

多くの大学では、ブリッジング・スタディと言って、大抵1年間の入学のための集中コースが用意されているので、そういうのを利用するのも一つの方法です。

 

ビザの資格

 必要な学生ビザは、どこで勉強するかによって違います。以下は典型的なものです、ご参考までに。

 

  • 入学許可証をメールで受け取っていること

 

  • Genuine Temporary Entrant(GTE)の必要条件を満たしていること。このGTEというのは、学生ビザをオーストラリアで勉強する目的で使うかどうかを審査するもので、そのままオーストラリアに居座ることを目的としていないかどうかを判断するためのものです。日本人は普通、問題ないのではないかと思います。ただ、書類は提出しなければなりません。何を勉強してきたか、学業の途中に間があいている場合はなぜか、現在の仕事、母国や住んでいる国での経済状況などの書類です。面倒くさくなってきましたね、、

 

  • 航空運賃や生活費、学業を続けることができるだけの経済力があること

 

  • 相応な英語力

 

  • 相応な健康と人格

 

  • 相応な海外学生健康保険

 

海外学生健康保険(Overseas Student Health Cover)

オーストラリアでは、Overseas Student Health Cover、略してOSHCという特別な健康保険制度を海外からの学生のために用意しています。オーストラリアで勉強している間にかかる医療費(病院を含む)の助けとなるものです。

 

多くの処方箋の薬代や緊急時の救急車の費用にも適用されます。オーストラリアで勉強する場合は、オーストラリアに渡航する前に、ご自身と、ご家族も同伴の場合はご家族も、この海外学生健康保険(OSHC)を取得する必要があります。

 

情報元リンク先:

https://www.studyinaustralia.gov.au/english/apply-to-study/entry-requirements

Genuine temporary entrant

 

 

まとめ

オーストラリアの高校3年生は12年生(Year 12)です。オーストラリアで大学に入るためには、こちらにいる学生はYear 12の卒業資格が必要になります。各大学の学科ごとに、入学するために必要な成績の指標として、ATAR(エイター)やクィーンズランド州の場合はOP(オーピー)の数字が公表されます。

 

ATARは、一番成績の高いレベルが99.95で、一番低いのが00.00になり、0.05で分けられた2000ポイント・スケールになっています。ATARは、Australian Tertiary Admission Rankの略です。

 

OPはOverall Position の略です。(2020年からはクィーンズランド州もATARシステムに変わります。)OPシステムで一番成績の高いレベルはOP1で、一番低いのがOP25になります。OP1はクィーンズランド州で2.8%の生徒だけが取得できるレベルで、医学部、獣医学部、歯学部などは、入学のためにOP1が必須となります。

 

現況として、オーストラリアの地元の学生たちは、OP!を取っていても、希望の学部に入学できない苦しい状況が発生しています。それは、海外からの学生が入学した方が、大学側にとって、経済的なメリットがあるからだと思われています。

 

そんなわけで、オーストラリアは、海外からのお金を持っている学生の受け入れには積極的になっているので、オーストラリア留学はそれほどハードルは高くなっていないと思います。