カルメンの国際結婚雑記ブログ

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「クリストファー・ロビン」の映画感想・日本では「プーと大人になった僕」ですね


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こんにちは。カルメンです!「クリストファー・ロビン」の映画をオーストラリアで観てきたので、その感想など記してみたいと思います。日本では「プーと大人になった僕」というタイトルですね。メキシコ人の旦那さんと、娘二人と一緒に。たまには、家族で映画鑑賞もいいですよね。

 


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クリストファー・ロビン」または「プーと大人になった僕」の映画感想

家族の反応

ディズニーの映画ですから、期待は裏切られなかったです。良かったです。翌日、家族に、映画がどうだったか聞いてみました。

 

18歳の長女は、最初の部分、クリストファー・ロビンがまだ子どものとき、寮のある学校に入れられるので、プーさんたちとお別れパーティーをしてさよならするところで、本当に涙を流して泣いたそうです。

 

長女は昔からぬいぐるみが大好きで、ベッドの周りにぎっしりぬいぐるみを置いて育った子です。クリストファー・ロビンがプーさんたちとお別れしなければならないことを、心底、悲しく感じたようです。

 

プーさんは、言葉少なだけど、一番大切なことがわかっていて、すごく賢いって。一番大切なのは、家族や友達だって。この映画、すっごく好きだったって。そんな風に言ってました。

 

15歳の次女は、全然泣かなかったと。映画の何が良かったかと聞いたら、俳優がすごくうまく演技していたって。アニメから実写になっても違和感がなくて良かったと。声もアニメと同じですごく良かったって。ただ、うさぎだけが、本物のうさぎみたいになってたけどなんで?、とか言ってました。

 

映画はとても好きだったと。プーさんが一番良かったって。

 

メキシコ人の旦那さんに感想を聞いたら、もう忘れただの、知らないだの散々言ったあげく、クリストファー・ロビンはずいぶん、プーさんに意地悪だったよ、と。いくら仕事で忙しくたって、プーさんをほっぽらかして行くなんてひどいよ、と言ってました。

 

この感想を聞いて、私はちょっと嬉しくなったりしましたが。一番好きなキャラクターは何だったかと聞いたら、会社の従業員のおばさんで、「唇の動きで何喋ってるかわかる」と言ってた人だそうです。あ、そう。

 

私の感想

私も泣かなかったですけど、良かったです。ディズニーらしくて、面白かったです。クリストファー・ロビンが、仕事が忙しくて家族と週末を一緒に過ごすこともできないで、眉間にしわが寄っている。こういう人って、どこにでもいます。私たちも含めて。

 

だから、割と誰にでも思い当たる節があって、感情移入できる部分がある映画だと思います。大人が見てもね。女性だってそう。主婦でも、子育てしてても、仕事してても、みんな忙しくて、眉間にしわが寄っちゃう。みんなどこかしら、クリストファー・ロビンの部分を持ってるから。

 

プーさんみたいに「何にもしない」ってことができない世の中だから、プーさんのスローペースで、何にもしない部分に心が癒される映画です。クリストファー・ロビンも映画の最後には、眉間のしわがなくなって、晴れ晴れとした表情になっていて、それがこの映画のメッセージですかね。

 

今時は、「時間を有効に使う」とか、「無駄をすべて省く」とか、「スピードアップする」とか、「マルチタスクをこなす」とか、「ななめ読みする」とか、そんなことが要求されています。

 

この「プーと大人になった僕」の映画を観て、ほっとするのは、「ぼけっとするのもいいんじゃない?」とか、「何にもしないことがあってもいいんじゃない?」とか、そんなことを感じることができるからだと思います。

 

プーについて

日本では「くまのプーさん」と言われていますが、英語のタイトルは「Winnie the Pooh」です。ウィニー・ザ・プーですね。それで、英語で、うんこと申しますか、うんちと申しますか、大便と申しますか、、、のこともプーと言うのですね。

 

っていうか、まあ、赤ちゃん言葉なわけですが、私なんか、オーストラリアで、小さい子どもの遊びグループに参加していたとき、みんな、「プー」、「プー」って言ってるわけです。うんこのことを。

 

それで、聞いてみたことがあるんですよね。「くまのプーさんのプーと、うんこのプーは同じ発音ですか?」って。そしたら、同じだって言うんですよ。スペルは「Poo」でちょっと違うんですが。不思議に思いましたねー。じゃあ、「ウィニー・ザ・うんこ」って言ってるみたいなのか、と。

 

久しぶりに、大きくなった娘に、「PoohとPooは同じ発音なんでしょ?」と聞いてみたら、「うん」と。「でもPoohの方が柔らかいかも、"Pooh"」とか言って、遠い眼差しで「プー」と言いながら、唇を突き出したまま、フリーズしてる。

 

「じゃあ、うんこの方は?」と言ったら、私の方をしっかり見ながら「プー」と普通に。「何それ?おんなじじゃん!」と爆笑。よくわかりません。

 

まとめ

クリストファー・ロビン」の映画の感想でした。日本では「プーと大人になった僕」というタイトルになってます。「くまのプーさん」のお話や、アニメを知っている人が見ても、知らない人が見ても、笑えるところもたくさんあり、しんみりするところもありで、楽しめる映画です。

 

個人的には、クリストファー・ロビンが恋をして、結婚するところが素通りされてしまっているので、ロマンスなしでちょっとがっかりでしたが、まぁ、本筋からずれるので、それで良かったんですかね?

 

ちなみに私の好きなキャラクターはティガーです。