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フェームの映画レビュー(リメイク版)・英語版「Fame」


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こんにちは。カルメンです!今回は、フェームの映画(リメイク版)を見たのでそのレビューです。英語版「Fame」を見ました。オーストラリアでDVDを借りたので、「PG」という分類がされています。それについての説明も(^^)


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映画フェームのDVD

フェームの映画レビュー(リメイク版)・英語版「Fame」

映画フェームは、1980年にアラン・パーカー監督のもと制作されたアメリカ映画がありますが、私の見たのはリメイク版です。2009年にケビン・タンチャローエン監督によって制作されています。テレビでシリーズ化されたものもありますね。

 

娘は1980年に制作されたフェームも見ていて、だいたいほとんど同じだけど、最初に制作された方が好きだとは言っていました。私はリメイク版だけ見たわけですが、すごく良かったと思いました。

 

オーストラリアン・クラシフィケーション

 あまり映画を頻繁に見るわけではないので、見たいときにレンタルビデオやさんでDVDを借りています。オーストラリアに住んでいるので、DVDやコンピューター・ゲームには「オーストラリアン・クラシフィケーション」という印が付けられています。

 

その映画やコンピューター・ゲームの内容がどのような種類のものであるか(子ども向けなのか、大人向けならどの程度の内容のものなのか)がだいたいわかるようになっています。

 

このフェーム(Fame)の映画には、DVDの左下に「PG」と入っています。「Parenntal Guidance」の略です。15歳より年齢が若い子どもは、保護者の指導のもとでない場合は見ることを推奨しません、という意味です。

 

この映画の場合、子どもにとって不適切な言い回しがあったり、テーマが子ども向けでない内容が含まれている、ということです。

 

15歳の次女も一緒に家族で見ましたが、「これくらいなら大丈夫」という感じの内容でした。フェーム(Fame)って「名声」という意味ですが、有名になりたくて頑張っている女の子が男に騙されてやられそうになるシーンがあっただけでした。

 

フェーム(Fame)のあらすじ

ニューヨークの芸術学校に入学するためのオーディションの様子から卒業するまでの、複数の高校生たちに焦点を当てた青春ドラマです。

 

普通の高校生と違って、1万人の中から選ばれた200人が入学できたという設定ですから、俳優や歌手、ダンサーや音楽家としてかなりの才能を発揮している若者たちの集まりです。

 

高いところを目指している学生たちが多いのです。自分の「才能」を信じている学生たちも多いわけです。でも、がんばれば全員夢に手が届くというわけではない。

 

それぞれに葛藤があります。挫折があります。失望もあります。成功もあります。そして皆、違う道を歩んでいくことになります。そんな内容です。

 

フェームの映画レビュー

もう最初に言っちゃってありますが、良かったです。おススメ映画です。

 

夢を持つって素晴らしいことですよね。夢に向かって一生懸命頑張るってとても価値のあることです。

 

でも、現実として、夢に向かって突進しても必ずしも夢が叶うわけではない。一人、「才能のなさ」をはっきり先生に言われて、道が閉ざされて自殺しようとする男の子がいます。

 

心が雑巾を絞るように痛みました。サクセス・ストーリーって見ていて気分がいいですが、世の中、「頑張れば成功する」とは限らないですよね。

 

成功していく生徒もいれば、思うようにいかなくて、現実と向き合って自分なりの結論を出していかなければならない人もいます。

 

成功している生徒だって、そこまでに至るまでには、迷いもあるわけです。その時々の決断があとになって「良かった」と思えることにつながることもある。

 

複数の生徒に焦点を当てて話が進んでいくので、見る人によって、感じ方が違ってくるのかな、と思いました。私が誰に対して一番感情移入したかといえば、自殺しようとした男の子です。

 

私は自殺をしようと考えたことはないのですが、彼と同じような挫折感を感じたことがあったかもしれない、と昔のことを思い返しています。私にも夢を追っていた「若い頃」がありましたから。

 

フェームの映画レビュー・まとめ

良かったです。おススメです。いい音楽が聴けて、すごいダンスが見れて、人それぞれのドラマを見て考えさせられる。人生って何でしょうね。