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国際結婚して海外で暮らし、ホームシックになっている時の解決策6選


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こんにちは。カルメンです!今回は、国際結婚して海外で暮らし、ホームシックになっている時の解決策6選のご紹介です。ホームシックって辛いです。私も毎日メキシコで、窓の外を見て泣いていたことがあります。人生の半分以上を海外で暮らしている私からのメッセージになります。

 


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国際結婚して海外で暮らし、ホームシックになっている時の解決策6選

私はメキシコ人と国際結婚しています。でも、私の場合、国際結婚する前に長くメキシコに住んでいました。だから、ひどいホームシックにかかったのは、結婚する前のことです。毎日日本に帰りたくて泣いていました。メキシコもメキシコ人も大嫌いでした。

 

しかも、私の場合、メキシコで親兄弟と暮らしていたのですね。だから、ホームシックって、「親元に帰りたい」ということではなくて、「日本に帰りたい」という意味だったのは明らかです。

 

その時私はまだ10代という若さでした。それでも、メキシコの言葉(スペイン語)や文化に拒絶反応を起こす時期があって(今は大好きですよ)、挙句の果てに、心身ともに疲れ切っていたので、帯状疱疹がお腹の右半分に出て、激痛で1か月以上寝込んだりもしました。

 

ホームシックというのは、当然、国際結婚して海外で暮らす人もかかります。その場合、「結婚」という環境の変化、プラス、ホームシックになるわけです。「結婚」そのものが問題なのではなくて、ホームシックが原因で離婚に至ってしまうこともあります。

 

今はすべて克服して落ち着いてオーストラリアで生活している私が、過去を振り返ってみて、ホームシックの解決策になるとおススメできることを記してみます。

 

1.日本に一時帰国する

すみません。これができないからホームシックになっているのですよね。でももし、経済的になど可能であれば、日本に一時帰国すれば、水を得た魚のように元気になりますよ。成田の上空位から元気が取り戻せます。

 

ただね。また日本を発って、海外の住み家に帰ると元気がなくなるのですよね。それは今度いつまた日本に帰れるかわからないからですよね。できれば、ご主人とも相談して次回日本に一時帰国できるのがいつか、計画が立てられればいいですね。「再来年のこの季節頃」とか。

 

「今度はいつ日本に行ける」とわかるのとわかっていないのとでは、気持ちに雲泥の差が出ます。海外の旅費はお金がかかりますが、もしご主人が理解を示してくれて、経済的に可能なのであれば、「時々日本に帰国できる」というスタンスはホームシックの解決策になります。

 

でも、この解決策が不可能な場合の方が多いかもしれません。以下、「日本にいつ帰れるかわからない」という、切ない状況の場合の解決策を提示していきます。

 

2. 運動をする 

なんだ、そんなこと、と思うかもしれません。でも、体の健康と心の健康は連動しています。信じてください。本当です。体を動かして健康を保っていれば、心の健康もそれについてきます。ホームシックって心の健康が保たれていない状態ですからね。

 

家でじっとしているのはよくないです。何でも自分の好きなスポーツをして、汗を流してください。月謝を払ってスポーツをする余裕がなくても、街中を散策するとかでもいいのです。毎日が無理だったら、1週間に1回、ハイキングに行くとかでもいいです。

 

ご主人と一緒に何かするのもいい考えだと思います。遠足の計画を立てるとか。例えば、ヨガを習うところが近所にあるなら、やってみれば、運動になるだけでなく、いろんな人と知り合えてそれもとてもいいことですよね?

 

昔やっていたスポーツがあるなら、思い切って地元のクラブに入ってみてください。きっと何か変わります。覚えておいてくださいね。体の健康と心の健康は連動しています!

 

3. 目標を立てる

国際結婚のケースでは、往々にして経済的に厳しい状況に立たされていることがあると思います。お金がないのって辛いです。でも、日本に帰りたい。そうですよね?でも、言葉ができなくて仕事につけないでいるかもしれません。

 

求人広告をよく見て、職を得るためには何が必要か考えてみてください。言葉のレベルがどの位あれば仕事をみつけられそうなのか。気が遠くなるように思えても、言葉の必要なレベルに達することができるために目標を立ててみてください。

 

いつまでに、どの位のレベルまで言葉ができるようにしようとかの目標です。急に大きな目標を立てるのではなく、達せられやすいように、小さい目標から立てていってみてください。 

 

最終目標は仕事を得て、お金を貯めて日本へ行くこと。でもそのためにまず多分、言葉のレベルを上げる必要がありますよね?何年かかるかわかりませんか?でも、初めの一歩を踏み出さなれば到達できないですよね。

 

10年後も言葉のレベルが今と同じというのは悲しいですね。少しずつでも、目標を立てれば進んでいきます。10年後には、自分で稼いだお金で、毎年1回日本に一時帰国しているかもしれません。目標を立ててみてください!希望が出てくれば、ホームシックも消えていきます。

 

4. 自分の好きなことをする

 自分の好きなことが何なのか、わからなくなっていませんか?思い出してみてください。やりたかったこととか、やっていて好きだったこととかがあるはずです。自分を大切にしてあげてください。

 

好きな音楽があったら、バンバン聴いてください。好きな映画があったら、手に入れて何度も見るとか。手芸が得意で好きだったのなら、材料をそろえて始めてください。

 

ケーキが好きだからいっぱい食べるなど、暴飲暴食はやめてくださいね。体の健康と心の健康は連動していますから、食事には気を使ってください。

 

でも、自分の好きなものを食べてくださいね。国際結婚だと、日本食を思うように食べられなかったりしますよね。ご主人が納豆好きじゃないから買わないとか、我慢していませんか?

 

そういうものは、自分だけのために買ってください。家で一人で食事するときなど、ろくなもの食べてないのではないですか?体の健康と心の健康は連動しています。ちゃんと、自分のために、ささやかなおいしいものを作ってあげてください。

 

5.  しゃべる相手をみつける

ご主人とはいつもいろんなことをしゃべるようにしてくださいね。でも、ご主人だけでなく、他におしゃべりする相手をみつけてください。誰もいないのは良くありません。

 

日本人がいいのであれば、ご主人にも相談してみてください。日本人会のようなものに参加してみるとか、何かいい考えを出してくれるかもしれません。

 

ネットを通じた交流もいいと思います。ただ、フェイスブックなどで、友人たちの楽しそうな日本での日々の暮らしぶりを見るのは、かえって落ち込む原因になるかもしれないので注意してください。

 

一生懸命みつけようと動いていれば、そのうちいいおしゃべりのお相手がみつかると思います。意図的に動かないと、日本じゃないですからなかなかみつからないかもしれませんよ。おしゃべりは、ストレスが発散できていいと思います。

 

6. 人の役に立つことをする

子どもができると、自分が必要とされていると感じられるのでいいのですが、子どもがいない場合は、「自分が誰かの役に立っている」という意識が持てていないかもしれません。ご主人の身の回りの世話だけでは、そんなこと感じられないのですよね。

 

意識して探せば、身近でボランティア活動ができるところなどもたくさんあると思います。「お金が必要だから、ただ働きには興味がない」と思うかもしれませんが、意外とボランティア活動を通じて、仕事を紹介されたりすることもあると思います。

 

何より、ホームシックから抜け出すには有効な手段です。人との交流も図れるし、日本語の環境でなければ言葉の勉強にもなります。そこの地域で、自分が何かの役割を果たしている、と感じることができるのは、あなたに幸せの感覚をもたらしてくれると思います。

 

国際結婚して海外で暮らし、ホームシックになっている時の解決策6選・まとめ

海外でホームシックになるって本当に苦しいです。考えようによっては、国際結婚しているのだから、サポートしてくれるご主人がいる分、たった一人の留学生よりいいようにも思えます。

 

でも、まかり間違うと、離婚騒ぎになってしまう危険をはらんでいます。

 

この記事に書いてあることが、ホームシックの苦しさから逃れるための解決策となることを心から願っています。